冬場、帰宅してからコートをさっとかけられるハンガーラックを作成しました。狭い場所でも置けるようになるべくコンパクトな作りで、シーズンオフには畳んでおける仕様です。オニメナットを使い、棚板は取り外しができるようにすることで、折りたたみができるようにしました。
diyハンガーラックの設計図
1500mmの足を使って作りましたが、完成品の高さは1470mmとなりました。
野地板は9枚1,180円で、以前購入したものです。購入したのはホワイトウッドのワンバイツーと丸棒。ワンバイツーは19mm×38mmの細めの木材です。ロングコートもあるので少し高さは必要。150cmは欲しいかな?この足で安定感を出すことができるのかが課題です。
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ホワイトウッド1×2
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丸棒
オニメナットで接続するために以下の部品も購入しました。塗料代を除くと材料費は2,000円もしません。塗装をしないと少々安っぽく見えてしまうので、何かしら塗装はした方が良いかと思います。
オススメはオールドウッドワックスやワコトオイルなど。どちらも人気があって、DIY愛好者によく使われている塗料です。
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丸座金
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オニメナット
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オニメナット用ボルト
ホワイトウッド | ワンバイツー | 12F(3650mm)2本 | @499×2 998円 |
丸棒 | 20φ 600mm | 1本 | 179円 |
野地板 (家にあった) | 105mm幅 | 1820mm 2本 | @131×2 262円 |
丸座金 | M6 | 6個 | @10×6 60円 |
オニメナット | M6×13mm | 一袋(4個入り) | 171円 |
オニメナット用ボルト | M6×70mm | 一袋(2本入り) | 190円 |
合計 | 1,860円 |
塗料は別途必要です。(家にあったものを使用しました)ホワイトウッドは、ホームセンターでカットしてもらいました。1500mmが4本と650mmが2本です。サンダーをかけて表面を滑らかにしてからオニメナットで接続します。
いつもなら、サンダーをかけてから塗装をして、そのあと組み立てをするのですが、今回は初めてオニメナットを使ってみるので、塗装の前にまずはうまく接続できるかやってみます。
オニメナットの付け方
1500mmの木材、4本全てに6mmのボルトが入る穴を開けます。同じ場所に開けるために印をつけて・・。ばってんの真ん中に、細い下穴を開けてから本番の穴を開けると、割とずれずにまっすぐに開けることができます。
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穴が開いたら、部品を通します。木材に触れる部分にはワッシャーを入れて、ボルトで2本の木材をつなぎます。
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次は丸棒の方に穴を開けます。先ほどと同じように細い下穴をつけてからやると良いです。出ているボルトの長さと同じ所にマスキングテープで印をつけて、まっすぐになるように穴を開けます。
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難しかったけどなんとか開きました!これが一番の難所でした。開けた穴にオニメナットを差し込んで、六角レンチでググッと差し込みました。丸棒につけたオニメナットに、先ほどの足につけたボルトをはめ込み、レンチでしっかりと固定できれば完成です。
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実はここで1回失敗してしまいました。足と丸棒を連結してレンチで閉めた時に、オニメナットが浮き上がってきてしまいました。穴が大きくなってしまったのかもしれません。なんとか修復しようとしたのですが、ダメだったので丸棒を短く切って、もう一度やり直しました。
6mmのオニメナットの穴を9mmで開けましたが、柔らかい木材の場合は8.5mmの方が良いかも。
オニメナットに木工用ボンドを付けてからねじ込むと良いみたいです。(あとで知りました 笑)
丸棒は細ければ細いほど、穴あけの難易度が上がるので、初心者の方は、なるべく太めの丸棒を選ぶと良いです。
ぐらつきを抑えるために棚板も作成
折りたたみ可能なハンガーラックにするため、軽さ重視して足を細めのツーバイワンを使いました。安定感を出すために棚板をはめます。材料は厚さ12mmの野地板。これを足の下につける横棒材のサイズ、650mmに合わせてカット。4枚用意します。
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表面だけオールドウッドワックスで塗装をして、裏面を端材でビスで止めました。表面にビスが出てしまわないように短めのビスを使いました。
最初、横棒は地面に接着していた方が安定するかと思っていましたが、付けてみると・・・うーーん。ちょっと安定感が足りない感じ。なので、少し上の方につけることにしました。床上20cmくらいです。水平器を使いながら、まっすぐにビス打ち。
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あとは取り付けた横棒の上に、棚板を乗せたら完成です。板は横棒と同じサイズに作っているので、はめるときに少しきつめですが、その方が安定感が増します。
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使わない時は折りたたむことができます。洋服をかけて置くだけでなく、洗濯物をかけておくのにも使えそうです。横方向に揺らすと少しぐらつくので、さらに安定感を出したい場合は、横棒をもう1本くらい足すと良いと思います。
まとめ
今回作成するにあたり、参考にしたのはキャンプの時に使う組み立て式のハンガーラックです。パタンと折りたためるようにするために、オニメナットを採用しました。オニメナットの穴あけはまっすぐ垂直に。相手が長い丸棒なのでちょっと難しかったです。
1回目は失敗して丸棒を少しカットすることになりましたが、なんとか完成。端材で練習してから本番っていうのもアリですね。DIYは経験。失敗を繰り返して上達していく感じも楽しみの一つです。