インターネットに接続させるための機器が並ぶ、光コンセント周辺は、コードがたくさんあってごちゃごちゃしがち。最初はプラスチック製のケーブルボックスを使っていて、コード自体はだいたい隠れていました。
ですが、太めのコードが収納しきれていないことと、なんとなく統一感がなかったので、それを解消するために、DIYでオシャレ感のあるコード収納ボックスを自作してみることにしました。
回転式の電源タップを購入
プラスチックの収納ボックスは黄ばんでいますね。それもそのはず、10年以上活躍してくれました。量販店で2000円くらいしたと思います。中に電源タップや束ねたコードを入れて、穴からコードを必要最低限だけ出して使っていました。
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中身を全部出してみるとこんな感じ。新しく、電源タップを購入しました。タップ口が一つ一つ回転するやつです。大きいACアダプターも向きを変えて複数さすことができます。電源タップが一番がさばるので、なるべくコンパクトになるやつがいいですね。
新しいコード収納ボックスは、モデムたちの横に置くのではなく、収納ボックスの上に機器を置くイメージ。高さは最小限に抑えて上げ底床のようになるイメージを持って作ります。
収納ボックスの材料は野地板
10枚セットの野地板を買って、一体いくつの作品を作ったでしょう。安くて扱いやすい野地板は超オススメの素材です。野地板についてこちらの記事にも書いていますのでよかったら見てくださいね。
10.5cm幅の野地板を60cmにカットしたものを2枚用意。サンダーで滑らかにやすりがけをしたら、オールドウッドワックスで塗装します。今回は裏は完全に隠れてしまうので、表面だけ塗装しました。塗装したら2枚を板継ぎします。裏に端材でビス止めしただけ。
これが収納ボックスの上の部分になります。この板にコードを通すための穴を開けます。
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初めての穴あけ加工はドリルで
最初はホールソーで丸い穴を開けようと思ったのですが、細長い方がスッキリとして埃も入りにくいのではないかと思いました。
まずはドリルで数カ所穴を開けて、糸鋸を通して切る作戦。なんとか糸鋸を通すことができたのですが、なかなか切り進まないし、まっすぐきれないし・・・。これは無理かもと途中で断念しました。
丸ノコを自在に操って穴あけをできたらいいのですが、その技術はないので、電動ドリルで穴を開けながら広げて行くことにしました。地道な作業ですが、なんとか目標の大きさの穴を開けることができました。糸鋸よりは早いかも・・。
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曲がってバサバサした切り口を、カッターとトンカチを使って整えたら、最後にヤスリがけをして仕上げをしました。怪我をしないようにゆっくり慎重に。
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モデムやルーターのコードを通してみる
穴ができたので、板を突っ張り棒や箱で固定してから、機器たちを全て板の上に乗せて、コードを通してみます。1.5cmの穴にしたんだけど、少し狭かったかな?ちょっと強引に押し込んで通しました。2cmくらいあった方が良かったかもしれません。
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電源タップのコンセントは大きくて通らなかったので、四角い穴を開けようかとも思いましたけど、ま・・箱で挟むようにすればいいか・・・。ということでこんな感じにすることにしました。
iPhoneに入っていた計測アプリで水平に
高さはあまり出したくなかったのですが、コンセントを繋いだ状態の電源タップが余裕を持って置ける空間にするために、10cmの高さになりました。低くできるようならば、幅の狭い板を購入しようかと思ったのですが、上の板と同じ10.5cmの野地板がぴったりのようでした。
同じようにやすりがけをしたあとオールドウッドワックスで塗装した板を、横と前にはめ込んでビス止めします。水平になるように気をつけながらビス止めをするのですが、iPhoneに入っていた計測アプリがすごく便利です。
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やり方も超簡単で、「計測」を起動したら、右にある「水平器」の方をタップ。そのまま計測したい場所にポンと置くだけです。水平になると画面が緑色になり、「0°」と表示されます。
板にたわみがある場合も多いので、そのまま組み立てるとぐらつくことも多いです。水平になるようにビス止めをすると、安定感のある仕上がりになりますよ。12mmの薄い野地板同士をつなぎ合わせるので慎重に。
出来上がり〜材料費は?
背面は板をつけていません。このように少しずらすだけで、コードの抜き差しができるようになっています。お掃除も簡単ですね。
野地板は2200mmくらい使いました。(200円くらい)あとはビスを数本と塗料、紙やすりを数枚使いましたが、多く見積もっても1,000円もかからず完成しました。
まとめ
モデムやルーターのコードでごちゃつきがちな光回線コンセント周り。掃除もしやすくスッキリしました。木材を使うことでなんとなく雰囲気のある暖かみのある感じが気に入りました。
平置きにして、上に機器を乗せることで、コードは完全に見えなくなっています。市販のコード収納ボックスで好みのものが見つからなかったら、自分で作ってみてはいかがでしょうか。