昭和チックなレンジ台、不要な部分を撤去
我が家にあるのは、米びつ機能付きのレンジ台です。1合、2合、3合のレバーがあり、必要な分だけ取り出せる、よくあるやつです。購入してから20年以上は経っていて、我が家のキッチンでずっと活躍してくれました。
ですが、数年前からレバーが壊れて、米を入れるとそのまま下にザーっと落ちてしまうようになり、米びつとしての機能を失い、右半分は空洞のまま放置していました。炊飯器はスライド式の板に乗っているのですが、少々ひび割れています。
炊飯中に出る蒸気を逃すためのスライドテーブルは、便利ではあるのですが、調理中の動線上に入ってしまうため、家事効率を下げていました。そこで、炊飯器は隣のテーブルに移動して、蒸気を常に逃がせる状態にしました。
スライドテーブルとレンジを支えていた支柱を撤去。レンジはそのまま上に乗せると、全体的に背が低くなったことで、圧迫感がなくスッキリした印象になりました。
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解体する時は、ネジを見つけてとりあえず外してみます。ネジを回すだけで外れる部品や、内側から蝶ネジで固定されている箇所などがありましたが、外せるものをどんどん外していきます。
溶接で固定されている部分は、外すのは難しいので諦めました。前面のパネルと、米を計って出す機械を撤去すると中はこんな状態。内部には古い米が残っていたり、かなり汚い!
中の掃除ができないで、仕方ないとはいえ、ここに新しいお米を入れて食べていたかと思うと、ちょっと嫌ですね。
お米の保存は、涼しくて直射日光の当たらない冷暗所に。タッパなどの密閉容器に移し替えて、冷蔵庫の野菜室にいれて保存するのがベストです。
米びつ内部を利用して棚に
中をキレイに掃除したら、棚をつくります。せっかく高さがあるので、仕切りを入れたい。取れなかった箇所を利用して、ベニヤ板を入れると、棚が2段作れました。
これだけでも、まあいいのですが、せっかくなので扉を作ってリメイクします。
材料
桧材。
厚み9mm 幅15mm 長さ1820mm 1本
厚み9mm 幅30mm 長さ1820mm 1本
アクリル板 横165mm 縦680mm 1枚
目隠しシート横165mm 縦680mm 1枚
設計図はこんな感じ。30mmの板材で枠を作り、15mmの板でアクリル板を支えるための内枠を作ります。内側からアクリル板をはめ込み、ガラス用の目隠しシートでデコレーションをして、蝶番で取り付けます。
扉の作り方
まずはホームセンターで購入した桧材で木枠を作ります。太い木材を、木工用ボンドを塗って自作ハタガネでぎゅっと圧着。24時間放置して硬化させます。次の日に細い木材で作った枠を乗せて、さらにボンドで圧着させます。
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なぜこのように2段にしたかというと、後からアクリル板を乗せて固定させるためです。溝を掘ることができればいいのですが、できない場合はこのようにすると固定できます。また、隣の扉と厚みを合わせるためでもあります。
枠が完成したら、下の写真の黒い線のサイズのアクリル板を用意します。ホームセンターで適当なサイズのものを買ってきて、サイズぴったりにカットしました。アクリルカッターを使って少しずつ溝を掘っていき、最後はパキンと折る感じです。
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アクリル板+ガラスシートが超おしゃれ
次にアクリル板に、目隠しシートを貼ります。アクリル板に貼るだけで、まるで本物の磨りガラスのようになって、めちゃくちゃおしゃれです!少し凹凸感のあるものを選ぶと本当にガラスみたい!
貼り方は簡単です。霧吹きに台所用洗剤を混ぜた水を入れ、アクリル板にたっぷり吹きかけたら、シートの裏側のフィルムを剥がしてからぺとっとくっつけて、ヘラなどで空気を完全に抜いたら出来上がり。
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ガラス部分ができたら、本体に取り付けます。蝶番で取り付けるためにドリルビッドで穴を開けましたが、大きく空きすぎちゃった!慌てて裏からナットで締めたら固定できました。六角ナットよりも蝶ナットの方が締めやすく、外しやすいかな?
動きやハマり具合を見ながら、調整しつつ蝶番で取り付けて、シートを貼ったアクリル板をはめ込み、このようにネジで固定しました。やわなかな光をふんわりと通して、本物のガラスみたいにナチュラルで素敵。
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仕上げに大好きなオールドウッドワックスで塗装。2×4のホワイトウッドや合板など、色々なものに使ったワックスですが、今回の桧材が一番古材っぽく仕上がりました。完成です!
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まとめ
壊れた米びつを放置したまま、左側にある棚だけを収納として使っていたレンジ台は、収納を増やし、おしゃれな扉をつけることで新しい家具として生まれ変わりました。古くなった家具も部分的にリメイクすることによって、もしかしたら再利用できるものがあるかもしれませんね。
粗大ゴミに出す前に、少し考えてみるだけでも楽しいですよ。