カフェみたい!おしゃれなカウンターテーブルDIY

カウンターテーブルは、小スペースで多目的に使える便利なアイテムです。集成材とカウンターブラケットを使い、簡単で比較的安価に設置することができましたのでご紹介します。

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目的に合ったサイズ選びを

高さは90cm

床から天板の上までの高さを90cmに設定しました。バーカウンターのように使ったり、PC作業も楽な姿勢でできそうな高さです。普通の椅子では低くすぎるため、このあと60cmほどのハイスツールを作成する予定です。

2人サイズの120cm幅

幅は120cmとしました。これは2人で並んで座れるくらいの幅です。

奥行きは35cm

こちらの板は26cmです。お茶を飲むくらいなら十分ですが、PCは置けません。

31cmの板を持ってきました。PCは置けましたが、ギリギリな感じです。

板を少し手前に出して、奥行きを35cmにするとこんな感じ。ご飯も食べられそうなので奥行きは35cmに決定。

奥行きは40cmほどあれば、余裕を持って食事ができるそうですが、メインの食卓ではないのでこのくらいでOKとしました。圧迫感を最小限に抑え、自分にピッタリの使いやすいサイズです。

カウンターテーブルの天板選び

カウンターテーブルの天板として使う板の選び方として、こだわったのは板の厚みです。25ミリくらいの厚みが欲しくて探し回ったのですが、ホームセンターでよく見かけるパインの集成材は、18ミリ厚がほとんどでした。

そこで今回はネットでフリーカット注文をすることにしました。ところが送料が2,000円以上かかってしまい、少し後悔。ホームセンターには25ミリ厚のパイン集成材、サブロクサイズがありました。これを購入した方がよかったかも・・・。

集成材は無垢板に比べ安価で購入できますので、費用を抑えて作りたいなら集成材がおすすめです。ですが、ちょっとしたサイズの小さ目カウンターテーブルなら、奮発して無垢板を選ぶのもありだったかもしれません。

その他に、合板に突板シートを貼る方法や、ランバーコア材を使うという方法もあります。ご参考までに。

天板の加工

面取り加工

サイズピッタリにカットしてもらった天板、手を加えるのは面取り加工のみです。トリマーにボーズ面ビットをつけて加工します。


手前側と、両サイド(壁につく面以外)を表・裏ともに面取りして、サンダーで滑らかに仕上げました。


今回購入したネットショップは面取り加工も可能でした。自信のない場合はオーダーすると良いと思います。

塗装

最初、アマニ油を塗ってみたのですが、白すぎた感じがしました。なのでオイルステインのオリーブ色を上塗り。

少し黄色味のあるナチュラルで好みの色です。面取りした感じが丸みを帯びて可愛い〜。

周りの家具の色に馴染むような色を選ぶと、統一感が生まれます。端材で試し塗りをしたいところですが、端材がない場合は裏面の目立たないところで試してみるといいです。塗装はかなり重要なポイント。後悔しないように選びましょう。

オイルステインが完全に乾いた後、カウンタートップオイルを塗りました。(シミ防止)

カウンターブラケットの取り付け方

下地を探す

カウンターテーブルをしっかり取り付けるには、壁の中の下地にしっかりと固定することが重要です。下地センサーで大体の位置が分かります。反応があった場所の周辺を探ると、磁石がつく場所があります。これは石膏ボードを下地に留めている金属がある証拠。つまり下地がある証拠となります。

下地センサーは万能ではありませんので、このように磁石が付く場所を探す。もしくは針で下地を探す道具などを使って下地を探しましょう。

ブラケットは耐荷重に注目する

今回購入したのは和気産業さんのTK071。耐荷重60kgのものです。ブラケットを購入する時は必ず耐荷重をチェックしましょう。

ぼっちDIYあるある

1人でdiyをしている時、「そこを誰か持っていてくれたら」と思うことありませんか?私はよくあります。今回は天板を理想の高さにするために、水平を気にしながらブラケットを取り付けなければいけません。

このように天板を支えて、まずは両端のブラケットを固定。

両端がついたら、台をどかして真ん中のブラケットを取り付けました。

壁側にブラケットを固定できたら、天板とブラケットを固定します。奥側のビスが止めにくかったので、延長ビットを使って固定しました。

まとめ

高さ90cm、幅120cm、奥行き35cm。ハイスツールと合わせれば、座ってお茶を飲んだり、バーカウンターのように使ったり、食事もできるサイズです。立ったまま作業をすることもできます。

安価な集成材ですが、まるでカフェのような、おしゃれなカウンターテーブルになったと思います。ダイニングテーブルを置くまでもないけれど、ちょっと座って何かをするスペースが欲しいという時に、カウンターテーブルはとても便利です。

耐荷重のあるカウンターブラケットを選び、下地にしっかりと取り付けることができれば、DIYでも簡単に取り付けることができます。好みの場所にジャストサイズのカウンターテーブルを、あなたも設置してみませんか?

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

参考になれば嬉しいです。