激安材料でおしゃれなカフェ風看板を作りました。 野地板の木目が素敵だったので、ペンキは使わずオイル仕上げにしました。お庭のガーデン雑貨として活躍しそうなA型看板。意外と簡単にできましたのでご紹介します。
激安の理由は材料の木材
今回使ったのは、180ミリ幅の野地板と赤松の角材です。どちらもホームセンターに行けば揃う、格安の木材です。荒材として販売しているので、表面がガサガサしていたり反りがあったりもしますが、そこがまた良い雰囲気を出しているなぁと感じることも多いです。
こうやって並べてみると色味が違いますね。防腐剤を塗って、完全乾かした後にオイルを塗ります。ワトコオイルをブレンドして、なるべく色が合うように塗装して使います。

使用したのは、以下の3種類。いずれもワトコオイルです。
- マボガニー
- ナチュラル
- ミディアムウォルナット
マボガニーは赤味の強い色で、ナチュラルほぼ色はつきません。ミディアムウォルナットはナチュラルな雰囲気の茶色です。
少し野地板に赤味があったので、マボガニーにナチュラルとミディアムウォルナットを混ぜました。マボガニーが多すぎると赤くなるすぎるのが注意点。赤松と野地板の両方に塗装すると、統一感が出ましたね。
塗装が終わったら組み立てます。組み立てはとても簡単です。下の写真をご覧ください。旗のような形になるようにビスを入れていきます。サイズはお好みで。

木製看板の作り方
旗のような形のものが4つできたら、横の木材も固定します。上と下に2本。これを2組作ります。

できた二つを蝶番で繋ぎます。これで本体は完成

ペンキで文字を書く方法
このままでも可愛いですが、やっぱり文字を入れたくなりますね。文字の色は悩みましたが白にしました。ミルクペイントforガーデンの、スノーホワイトを使います。
大きな文字はステンシルシートを作ってペイントします。好きなデザインを作って印刷し、クリアファイルをステンシル用カッターで丁寧に切り抜きます。A、R、Dは、くり抜いた部分は無くさないようにとっておき、木材にのりで貼り付けてからペンキを塗ります。

小さな文字は手書きします。カーボンでは映らなかったので、ボールペンで筆圧を強めになぞり、木についた跡を頼りに手書きしました。

ステンシルはずれないようにマスキングテープで固定しておき、乾いたスポンジでポンポンと押し付けるようにして、ペンキを乗せていきます。この時あまりペンキを塗りすぎないようにするのがポイントです。

シートを剥がしたら、のりで貼り付けておいたパーツを取り外します。

線の部分はマスキングテープを使うと綺麗に描けます。

手書きの部分は6号の丸筆で丁寧に書きました。

これで完成です。まるでカフェみたい!

まとめ
今回のポイントは、看板の板を縦張りにしたこと。ペンキを全体に塗るのではなく、木目を生かしたオイル仕上げにしたこと。それから文字の色とデザインです。
少し幅広で高さを抑えたサイズにすることで、可愛らしいフォルムになりました。また、縦張りがなんとなくスタイリッシュでおしゃれな雰囲気になったと思います。
野地板は安いのに木目がとても綺麗で、ペンキで隠してしまうのは勿体無いと思いました。オイル仕上げ&白い文字がナチュラルなのにスタイリッシュに仕上がりました!ウッドデッキや玄関先など、目をひく場所に置くととっても可愛いですね!
最後までお読みいただきありがとうございます。
参考になれば嬉しいです。