ずっとやりたかったことの一つに、竹をDIYに取り入れることがありました。 初めて自分で作った竹ひごで、ガーデンシェルフの引き出しを作りましたのでご紹介します。
竹細工をやりたいと思ったきっかけ
ことの始まりは1年ほど前。
藤(ラタン)編みロールを使った家具を見たことがきっかけです。
引き出しの前板とか、椅子の背もたれとかに、ちょっとラタンが貼られた家具がとっても魅力的に感じました。
ラタンロールを買ってしまえば早いのですが、
ふと・・・
これ・・竹でつくれないかな?
と、思ってしまった。
思った以上に手に入らない「竹」
最初に向かったのはホームセンター。
並んでいたのは白竹、女竹、黒竹・・・。
どんなものなのかよく分からずに買って帰り、なたで割ってみようとするも粉々にして終了。
それから色んなホームセンターに行くたびに、竹売り場をのぞいてみるものの、それらしいものを見つけることができませんでした。
竹ってそこら中にたくさんあるのに、
実際はなかなか手に入らないんだということ。
比較的竹細工に向いているのは真竹であるということ。
などがだんだんとわかってきました。
竹をテーマにした活動をする市民団体と出会う
そんなこんなをしている時に、とある市民団体に出会いました。
放置竹林問題への取り組み、竹を通してみんなで楽しむことを目的とした団体でした。
イベントに参加すると、竹好きさんがたくさんいらっしゃって
竹ひご作りを教えてくれるところや、かご編みのワークショップなどの情報を得ることができました。
そして念願の、
フレッシュな真竹を手に入れることができました!!
竹ひご作りは難しい
竹ひご作りのレッスンを受けて、実際にやってみる!

ナタで割ってから

薄く剥いで
幅取り、面取り、裏すきなど、工程がたくさんあります。
綺麗なヒゴを作れるようになるまでは時間がかかりそうですが、竹細工をやりたいのならば、避けては通れないことなので頑張ります!
初めて作った竹ひごは、竹ひごのようなものでしかありませんが、せっかくできたので何か作ってみよう。
初めて作った竹ひごで、ガーデンシェルフのワンポイントを作る
竹ひごができたら作ってみよう!と思っていたものがあります。
そのまま編むのは難しかったので、一辺ずつ固定しながら編んでみました。

できたものがこちら。

先日作った階段型シェルフの引き出しを野地板で作り、その前板にくっつけました。

取っ手はカスガイを使いました。建築資材ですが可愛くてお安いのでお気に入りです。
完成!

カフェ板で作った階段式のシェルフに、野地板で作った引き出し。そこに初めて作った竹細工をプラスしました。念願の竹をDIYに取り入れることができて、とっても満足です!
ここまで来るのは大変だったけれど、これからは竹ひごをもっと綺麗に作れるようになって、もっともっとたくさんの作品を作っていきたいと思います。
わくわく。