おしゃれな木製ハーフティッシュボックスをDIY

ハーフサイズのティッシュボックスは、節約にもなりコンパクトで色々なところに配置したくなる可愛さ。安い野地板を使い、留め継ぎで丁寧に作りました。
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木製ティッシュボックスの作り方

完成品はこちらです。サイズは高さ115ミリ、奥行き130ミリ、幅130ミリです。
ティッシュボックスdiy

安価な野地板でどこまでできるか

材料は10センチ幅の野地板。1個作るのに80センチほど使います。野地板はホームセンターなどで安価で購入できますが、束売りしていることが多いです。反りやねじれがあることもしばしばあり、節(ふし)も多めです。

反りやねじれがあると綺麗な箱にならないので、真っ直ぐなものを選ぶのがポイントです。節も気になるようであれば、避けてカットすることをおすすめします。

安価に購入できるため壁に貼ったり家具を作るのに使ったり、diyに取り入れやすい材料ではありますが、繊細さを求める小物には少々不向き。今回は敢えてそれに挑戦してみました。

45度留め加工をするための2つの方法

一つ目は、丸鋸を使って45度の傾斜をつけてカットする方法です。丸鋸の歯がしっかり45度になっているか、スコヤなどで確認をします。

スタイロホームを敷き、材料は両面テープで動かないように固定。丸鋸ガイドを使って真っ直ぐに切ります。両端が45度にカットされたものを4枚切り出します。
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4枚カットできたら、組み立てる前に底板をはめるための溝を入れます。トリマーテーブルで加工しました。
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底板をはめながら、ボンドで固定すれば完成。
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二つ目はトリマーのV溝ビットを使う方法です。両端を45度にカットした52cmの長さの板に、底板をはめるための溝を先に入れておきます。そこにトリマーでVの溝を入れました。
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トリマーでギリギリまで掘ったら、カッターで切り離します。この時材料がバラバラになってしまうことを防ぐために、裏面にテープを貼っておきます。底板をはめながら、ボンドで固定して完成です。
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底板は、溝を切ってはめ込むと綺麗ですが、裏からボンドではめた方が簡単にできます。こだわりがなければそんな方法でも良いかと思います。
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ティッシュがスムーズに取り出せるフタ

ティッシュがスムーズに取り出せるようにするために、ぎゅっとはめ込むタイプのフタにしました。内側の板はピッタリめに作っているので、ティッシュを出す時にフタが浮いてしまうことはありません。

2枚の板をボンドで貼ってから、ホールソーで真ん中に穴を開けました。
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ティッシュボックスをおしゃれに見せる仕上げ

面取り加工

ボーズ面ビットを使い、トリマーテーブルで面取り加工をしました。やすりがけで面取りすることもできますが、トリマーでやると均一に美しい面取りができるので、おしゃれ感がでます。
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しっかりとやすりがけ

野地板はガサガサな板ですが、やすりがけをすれば綺麗に仕上がります。段差がついてしまったところなどは、カンナで整えてからやすりがけをしました。全体的に白く滑らかになりました。

穴の中も丁寧にやすりがけしておきます。
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表面仕上げ

塗装も何種類か試してみました。まずはアマニオイル仕上げ。
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こちらはワトコオイルのミディアムウォルナット。思ったよりも濃い色になりました。節が目立たなくなるのはいいですね。
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こちらはワトコオイルのナチュラルを塗って乾かしてから、水性ニスを重ねたものです。
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こちらはホワイトオークの突板シートを貼って、アマニ油で仕上げたものです。
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ハーフティッシュボックスのメリット・デメリット

ハーフタイプのティッシュボックスは、場所を取らないというのがメリット。木製の小さなボックスなので、さりげなくいろんなところに置いてもインテリアの邪魔をせず、さりげなく置くことができます。ティッシュが半分のサイズで出てくるので、節約にもなりますね。

反対にデメリットと言えば、普通のティッシュを入れる場合、半分に切るのが少し面倒くさいです。ハーフサイズのティッシュは、主に業務用として作られているそうで、スーパーではなかなか見かけないのですが、イオンでの販売情報がありましたので、探してみたいと思います。

今回は普通のティッシュを、包丁で半分に切るという方法で作りました。よく切れる包丁でしたら切ることはできますが、5分くらいギコギコしました。ちょっと疲れますね・・・。
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まとめ

ハーフサイズのティッシュボックスは、コンパクトでティッシュの節約にもなります。木目が見える塗装で、どの空間にも馴染むおしゃれなティッシュボックスになったと思います。

木口が見えない45度留め加工は少し難しいですが、何回かやるうちにどんどん上達していきました。テーブルソーやスライド丸鋸を持っていないので、この方法はたくさん練習してマスターしたいと思います。

今回は安い野地板で作ってみましたが、ねじれや反りが多く、四角に少し歪みが出てしまったものもありました。野地板ではなく集成材や広葉樹の無垢板などを使えば、もっと綺麗にできると思います。

便利でおしゃれなティッシュボックスを、あなたもDIYで作ってみてはいかがでしょうか。