洗面台DIYの失敗点まとめ

古い洗面台を撤去して、新しく造作洗面台を設置してから2年が経過しました。使っているうちに気づいた使いにくいと思った点や、問題が起きて気づいた失敗点や、やり直した箇所などを紹介します。
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洗面台の横幅を変えたことによる問題点

こちらがビフォー
洗面台交換diy
そしてこちらがアフターです。
洗面台交換diy
隣に置いてある洗濯機との距離を比べてもらえればわかると思うのですが、全体的に横幅を広げました。下の収納部分や天板部分を広く使いたかったので、このようにしたのですが、それによって給水と配管が、垂直でなくなってしまいました。

白い線が元々の排水管。黄色い線は元々の給水ホースがのびていた位置です。全体的に左にずれています。

元々の場所と位置がずれないように、少し右側に寄せて洗面ボウルを配置するという手もありましたが、せっかくなのでバランスよく真ん中に置きた買ったのです。

※写真1
洗面台diy失敗点
こうなることで、垂直の排水パイプはそのままでは使えなくなり、じゃばら式のホースで工夫して取り付けなければいけなくなります。

最初はこのように設置したのですが、これはダブルトラップになっていることがわかり、写真1のようにやり直しました。(ダブルトラップのせいで、排水が遅くなっていました)

排水の位置を移動すればスッキリしますが、床下をいじるのは大変ですよね・・・。
洗面台diyの失敗点
給水も垂直でなくなったので、ホースの長さが今までよりも長く必要になるため、ホースを延長しなくてはならなくなる場合があります。

横幅を広げることにより、排水パイプと給水ホースの位置がズレると、このような処置が必要になることを知っておくと良いと思います。

給水ホースは短くても延長することはできますが、新たに部品を買わなくてはいけなくなります。排水パイプは垂直にしたほうが気持ちよく排水できると思うので、排水溝が右にある洗面ボウルを選ぶとか(それはそれで調整が難しそうですが)そういう選択肢もあったかなぁと思います。

混合水栓は国内メーカーがおすすめ

私が購入したのは、混合水栓・排水パイプ・洗面ボウルがセットで17,000円くらいだったと思います。蛇口の根本にホースをねじ込むタイプのものでしたが、2年ほど経ったころ、根本から水漏れを起こしました。
洗面台diy失敗点
そのほかにも、水滴のあとが残りやすかったりなどの不満もあったため、思い切って交換することにしました。

TOTO 洗面所水栓  TLS04303JA
toto混合水栓
こちらは、すでにホースが接続された状態で届きます。ホースも頑丈そう。ただ、ホースが若干短かったので、天板にもう一つ穴を開け、左右に1本づつホースを通すようにしたら、なんとかなりました。
洗面台diy
ホースもしっかりしていて、見た目も綺麗なシルバーで、水はじきもよく汚れにくくて満足です。最初に購入した3点セットの値段と同じくらいのお値段でしたが、交換して良かったです。
toto混合水栓
ネットでは、安くておしゃれな混合水栓がたくさん売っていますが、やっぱりそれなりなんだなぁ。と思いました。

置き型?埋め込み?メンテナンスしやすい設計を

洗面ボウルには置き型と埋め込み型があります。私が選んだのは置き型なのですが、排水パイプと給水ホースを通す穴をあけ、洗面ボウルを置いた後にコーキングをしてしまいました。

そのため、コーキングを切り、排水パイプを外し、給水ホースを外さないとメンテナンスできなくなってしまっていました。
洗面台diy失敗点
今回、混合水栓の根本から水漏れをするというトラブルに見舞われて、メンテナンスのしにくさに気づいたので、コーキングはやめ、すぐに動かせるようにしました。ですが・・やはり下から覗けて確認ができ、メンテナンスがしやすいようにした方が良いと思いました。

そういう点では、埋め込み型の洗面ボウルの方がメリットが大きいかなぁ。と感じました。置き型の場合も、少し大きめの穴を開け、洗面ボウルとホース類の接続部分が下から見え、手が届くようにした方がいいのかもと思いました。

まとめ

洗面台DIYで一番後悔した点は、洗面ボウル・排水パイプ・混合水栓が3点セットになったものを購入してしまったことです。一番大事なのは混合水栓。安いものはすぐに水漏れをしてしまう確率が高いです。

混合水栓、洗面ボウル、排水パイプ。それぞれ自分の一番気に入ったものを、別々に購入した方が、私は良かったです。せっかく作るのだから、長く気持ちよく満足するものを作りたいですね。