場所を取らず、気軽にできるプランター栽培で大根を育ててみたい!せっかくだからおしゃれにしたい!そこでペットボトル栽培のための専用のプランターをdiyで作ってみたのでご紹介します。
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格安で買える杉の野地板を利用
今回使用した材料は杉の野地板です。ホームセンターで安価で手に入るお気に入りの材料です。12mm×105mm×1820のサイズ。9枚束で1,280円でした。
こちらの材料で、280mmを6枚・130mmを4枚切り出しました。そのほかに端材で205mmの棒を4本用意しました。
野地板は表面がガサガサと荒いので、通常はサンダーで前処理をしますが、今回はこのまま使います。棒は15mm×45mmの胴縁と、15mm角の端材を使いました。内側で支えるための棒なので、なるべく細めで、内寸に影響のないようなサイズを選びました。
ハンキングできるように組み立てる
まず、6枚用意したうちの1枚の端を、このようにカットします。
端材と100均のマグネットシートで作った、自作のノコギリガイド。これを使うと綺麗に真っ直ぐ切れて便利です。
その後、屋外使用可のタイトボンドⅢと波釘で、このように固定しました。こちらがハンキングする際の背中部分です。ボンドが乾き、固定されるまで置いおきます。
次は前の部分を作っていきます。端材の棒に、2枚の板をボンドで接着します。この時、底板が入る部分を空けておきます。こちらもこのまま乾燥させます。
ある程度固定されたら、ビスを打って固定。ちょっとビスだらけになってしまった・・・。ビスではなく、釘を打った方が良かったかもしれません。まぁ、塗装すれば隠れますので良しとします。裏面も同様に端材の棒に固定。
このプランターは、2リットルのペットボトルが二つ並べて入るサイズで、ペットボトルは飲み口の方を下にしてセットします。お水をあげた時に、スムーズに排水できるように、ホールソーで穴を二つ開けました。
穴を開けた底板と、前部分、後ろ部分を合体させて、ボンドとビスで固定して・・
横の板を貼り付けます。
最後に吊り下げるための穴を2箇所あけたら、組み立ては完成です。
木製プランターを腐りにくくする工夫
今回設置する場所は、屋根のない場所なので雨ざらしになってしまいます。そんな中、少しでも腐りにくくするための工夫をしました。
組み立てのところでも書きましたが、まず排水をする時に、プランターが水浸しにならないように、排水用の穴を開けました。
いつもなら防腐剤を使うところですが、その代わりに、バーナーで焼いてみました。表面を少し焼いただけなので、効果がどれほどあるかわかりませんが、実験の意味も込めて・・・。
このままでも独特な雰囲気でかっこいいのですが、今回は可愛い感じにしたかったので、この上からミルクペイントで塗装しました。2度塗りすると、下の黒い筋が少し見えて、エイジング加工したようないい感じになりました。
さらにステンシルシートでアクセントをつけて完成。左がミルクペイントのミルクティーグレージュ。右がミルクペイントスノーホワイトです。ラティスに結束バンドで固定しました。
ペットボトルで大根栽培
ペットボトルは口の方は残し、底の方をカットします。カッターで切り込みを入れてからハサミを使うと、簡単に切れました。
排水溝のゴミをキャッチするネットに、軽石を入れたものを最初に入れてから、コンポストで作った土と、培養土を1:3くらいの割合でブレンドした土を入れました。
ペットボトルのキャップを外し、プランターの底の穴に刺すようにしてセット。発芽に適した気温が25度と書いてあり、いつまでも暑さが続き迷いましたが、9月の10日に種まきをしました。
まだまだ最高気温が35度という日が続いていましたが、3日後に無事発芽!大きく育つといいな〜。
まとめ
ペットボトル栽培もおしゃれにやりたい!ということで、安い野地板で簡単にできる木製プランターをご紹介しました。
木製のプランターは土に直置きすると、シロアリ被害にあいやすくなります。ペットボトル栽培はハンキングで行うので、そいうった心配もなく、場所もとりません。
腐りにくくするために、排水がスムーズにできるように底に穴をあけ、バーナーで焼いてからペンキを塗るという工夫をしてみました。
場所も取らず、ラティスやフェンスを利用してできるペットボトル栽培は、大根のほかにもにんじんやイチゴでもできそうなので、おしゃれなプランターをdiyすれば、楽しみも広がりそうですね!
最後までお読みいただきありがとうございます。
参考になれば嬉しいです。