玄関の小さな一角に、おしゃれなアクセントウォールと一体化した傘かけを作りました。ウォールインテリアとして、フェイクグリーンやドライフラワーも飾り、おしゃれな空間になりましたのでご紹介します。
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木材を貼ってアクセントウォールにする
設置するのは玄関扉の横の、幅50センチほどの壁。まずは下地がある場所を探し、目印のマスキングテープを貼っていきます。
下地のあるところに、板をビスとめしました。巾木と廻り縁に高さを合わせるのが目的です。
貼り付ける木材は胴縁です。ワトコオイルのミディアムウォルナットで塗装しました。
巾木や廻り縁に干渉する箇所は、あらかじめノコギリでカットしておき、ボンドを塗ってから隠し釘を打ちつけていきます。
まずは端の2本を貼り付けて、次に真ん中を。高さを合わせるために貼った板に、ボンドと隠し釘で固定していきます。
2メートルの長さの木材しか手に入れられなかったので、足りない分は継ぎ足して使うことに。ボンドと隠し釘を使い、同じように貼り付けました。継ぎ目が気になりますが、デコレーションで隠そうと思います。
長押(なげし)を利用した傘かけ
元々は和室で用いられた長押。最近では長押レールという名前で販売されていますね。今回は、それを傘かけに採用してみることにしました。
30ミリの角材を、貼り付けた板にビスで固定します。
ツーバイフォー材に、L金具(セリアで購入)を取り付けて
先に取り付けた角材と連結しました。
少しぐらぐらしたので、下から2箇所斜めにビスを打って固定。
傘をかけた時に、先端が木材に触れてしまうので、アイアンバー(セリアで購入)を取り付けてみました。
続いて日傘用のフックを二つ付けます。こちらは楽天で購入したものです。まず、付属のアンカーを埋めるための穴をドリルで開けます。アンカーよりも大きな穴にならないように、端材で確かめてから本番。
開けた穴にアンカーを差し込み、トンカチで叩き入れます。付属のボルトをアンカーにねじこんで、フックを取り付けてさらにねじこんだら完成。
手作りのウォールインテリアでおしゃれに飾る
あとは上の方の空いた部分を、おしゃれに飾りたいと思います。工作材で枠を作り、ワトコオイルで塗装してから、フェイクグリーンを麻ひもで取り付けたもの。
同じく木枠にドライフラワーを飾ったもの。端材を使って作ったウッドパネルです。
完成です。
まとめ
できるだけシンプルに、長押を使った傘かけを作りたいと思い作成した作品。壁に直接付けてもよかったのですが、どうせなら木材を使ってアクセントウォールにしたいと思いつきました。
安くて使い勝手の良い胴縁は、お気に入りの材料。長さが足りない部分は、継ぎ足した形になりましたが、飾りを作り隠すことができました。
隠し釘を使うには板が厚かったのか、うまく打てなかったり、後から剥がれてしまったりしたので、普通に釘を使ってもよかったかな?とも思います。
今までは床に置くタイプの傘かけを使っていましたが、壁にかけることにより、空間が広がり掃除もしやすくスッキリしたと思います。