発泡スチロールでおしゃれなガーデンオブジェをDIY

スーパーでもらった発泡スチロールの箱を使って、ガーデンオブジェを作りました。発泡スチロールのほかに利用したのは、漆喰とポリカの波板、ソフトワイヤーや野地板の端材などです。やっていることは小学生の工作のよう。自由に形を作っていく工程もとても楽しいですよ。
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発泡スチロールやスタイロフォームがベース

今回ベースに使ったのはこちら!発泡スチロールの箱です。スーパーでたくさん買い物をした時にもらってきました。100均でも売っていましたが、こちらの方が厚みがあってしっかりしていますし、なんといってもタダですから(笑)
発泡スチロールアート
四角形のベースを作って、入り口を丸くして屋根をつけて・・なんとなくこんな感じにしたいな・・くらいのイメージで始めました。失敗してもいいやくらいの気持ちで、小学生に戻ったような感覚でどんどん進めます。
発報スチロールアート
カッターで切れるのですが、綺麗に切るのはなかなか難しく、とにかくゴミがすごいのでその都度掃除をしながらです。発泡スチロール専用のカッターがあるらしく、それを使うと綺麗に切れるそうです。

発泡スチロールアート
材料としては発泡スチロールの他に、スタイロフォームを使うという選択肢もあります。スタイロフォームは断熱材としてホームセンターなどで販売していますが、私は丸鋸でカットをするときの安全対策として使っています。

スタイロフォームと発泡スチロールを比べてみると、スタイロフォームの方が切りやすいような気がします。ただ、ホームセンターで売っているスタイルフォームは、ほとんどサブロクサイズ(910mm×1820mm)なので、手軽さからいったら発泡スチロールを選びたくなりますね。

発泡スチロールの接着はグルーガンでOK

発泡スチロールの接着には、専用の接着剤を使います。普通の接着剤だと溶けてしまうんだそうです。専用の接着剤って持っていない方が多いと思うのですが、代用品として使えるのがグルーガンです。100均のもので十分。スティックも100均のものを使って接着しました。
発泡スチロールの接着
たっぷりと溶かし出したら、少し押さえておけば簡単にくっつきます。クランプなどで押さえておいてもOKです。
発報スチロールの接着
丸い入り口を表現したあと、屋根の部分を支える三角形の部材を接着します。切り口がでこぼこしているので、スティックはかなり消費しますね。
発報スチロールの接着
屋根となる部分も接着して、不自然なへこみなどは平らにしておきます。
発報スチロールアート
形が出来上がったら、全体的に平らになるように削ったり、隙間ができてしまったところには、発泡スチロールを小さく切って埋めたりして整えたら、ベースの出来上がりです。
発報スチロールアート

発泡スチロールアートはアイディアを使った自由な遊び

発泡スチロールのベースができましたので、ここからは自由にデコレーションをしていきます。まずは全体に漆喰を塗ることにしました。白モルタルを使う人が多いのですが、余った漆喰があったので使ってみることにしました。

練った大和漆喰を乾燥しないように保存をしていたものを、ゴムベラを使って伸ばしていきます。シーラーなどは塗っていませんが、綺麗に塗ることができました。一晩放置して乾燥させます。

注意
漆喰は強いアルカリ性です。目に入ったり手についたりすると、とても危険です。手袋は必須。保護メガネもあった方が安心です。お子様と一緒にやられる際は十分に注意してください。
発報スチロールアート
屋根の部分はポリカの波板で作りました。屋根のサイズを測りハサミでカットします。ツルツルな面とザラザラな面がありましたので、ザラザラな面にミルクペイントのミモザイエローで塗装し、乾いたらミルクペイントのアンティークメディウムを乗せてサビを表現しました。
ミルクペイントアンティークメディウム
出来上がったものにドリルで小さな穴を開けます。そこにボンドをつけた虫ピンを刺して固定します。屋外に飾るものなので、ボンドは耐水性のあるタイトボンド3を使用しました。
発泡スチロールアート
次は、おしゃれな家でよく見かける飾りを、ソフトワイヤーで作ってみます。

妻飾りと呼ぶそうです
ソフトワイヤーは手で簡単に曲げられるので、好きな形にしてペンチで切り離します。塗装は100均で購入した油性のラッカースプレーを使いました。

塗装が乾いたら、スリムビスにボンドをつけて刺して固定。可愛らしいアクセントになりました!
発泡スチロールアート
最後に野地板の端材をカットして防腐剤を塗り、お家の中に敷いたら出来上がりです!
発泡スチロールアート

花壇の中に設置してみる

作っている最中は、ちょっと大きすぎるかも?と思ったりもしましたが、実際に置いてみるとなかなか存在感があって良いんじゃないでしょうか。
ガーデン雑貨diy
ペットボトルをカットしたものに、剪定したお花を浮かべて飾りました。
ガーデン雑貨diy
漆喰は強いアルカリ性なので、土への影響があるのではないかと思い、花壇の上にレンガを置いてその上に置いてみましたが、本体がとても軽いので飛ばされtしまいそうな予感。なので、土を少し掘って下の方を埋めるかたちで設置しました。

日本の土は酸性に偏りがちで(雨が酸性のため)、定期的に石灰を撒くということもしますし、このくらいならそんなに影響はしないのではないかと思っています。観察しながら影響が出るようなら考えたいと思います。

モルタル造形ならぬ漆喰造形

モルタル造形という言葉は聞いたことがありますし、作品を作ってらっしゃる方も増えているように感じます。私が漆喰を選んだのは、ただ単に部屋の壁に使った大和漆喰が余っていたからです。

終わってみると漆喰もなかなか良いです!何も混ぜなくてもざらっとした感じになるのが素敵♪とても軽いオブジェに仕上がるというのは、移動や設置が楽とというのは良い点ですが、反対に飛ばされやすいので注意が必要というのはデメリットになるのかもしれません。

モルタル造形はやったことはないのですが、漆喰で作っても素敵に仕上がるというのは実感できました。値段はモルタルも漆喰も同じくらいかなぁと思います。ホームセンターでは粉漆喰も練ってある漆喰も売っていますが、粉漆喰の方が断然お得です。

まとめ

今回はスーパーでもらったきた発泡スチロールの箱を使って作ってみました。綺麗に切るのは少し難しく、雪のようなゴミくずがたくさん出て、掃除が大変でしたが、失敗を恐れず大胆に遊べるのは良かったです。次に作るときはスタイロフォームでも作ってみたいと思います。

自由な形、自由な色。色々なアイディアでデコレーションしていく過程が、とっても楽しいです。出来上がりも満足で、白い壁と黄色の屋根が花壇に映えていると思います。漆喰は扱ったことがない方も、すでに家に漆喰のあまりをお持ちの方も、ぜひ楽しく遊んでみてはいかがでしょうか。

最後までお読みくださりありがとうございます。参考になれば嬉しいです。