子どもが遊ぶ目的が最優先だった庭ですが、時が流れ成長するとともに、庭の用途も変わってきました。今後は植物をたくさん植えて、旬の食べ物がいつでも食べられる庭を目指します。今回は花壇を拡張して、野菜をたくさん植えられるスペースを作りました。
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防草シートと砂利の撤去
拡張する花壇はこちら。昔はウッドデッキはなく一面に芝を貼り、遊ぶスペースを優先していました。なるべく手間がかからないように防草シートを敷き、その上に砂利を撒いている状態です。
もはや通路としてしか役目を果たしていないこの空間。せっかく土があるのに勿体無いですね!あまり広げすぎても使いにくいかな?と思ったので、今の倍の奥行きになるくらいをイメージして、防草シートと砂利を撤去します。
防草シートをめくって、どかした砂利はふるいにかけてから洗って、砂利が薄くなっている他の場所にばら撒いて再利用しました。
植えたことを後悔した植物
防草シートと砂利を撤去できたら、カチカチになった土を、スコップやクワを使ってひたすら耕します。石がゴロゴロしているので、それを掘り起こし、ふるいにかけて石を撤去していきます。根気よく何回も何回も繰り返します。
手前側が柔らかくなってきたら、元々あったレンガも掘り起こします。根本からスコップを深く入れるとグラグラしたので、撤去できるはず!
植えたことを後悔した植物ナンバーワン。ワイヤープランツの根っこが絡みついています。それから草餅を作りたくて植えたよもぎ。よもぎにもたくさんの種類があるらしく、これは欧州よもぎのようでした。
残念ながら美味しくなかったので、ワイヤープランツと同様に撤去します。
モルタルなしの置くだけ花壇
レンガを掘り起こしてみると、モルタルも少し入っていましたが、スコップやトンカチで叩くと簡単に取れました。(何個かのレンガを割ってしまいましたが)
モルタルを使ってしまうと、後で変えたくなった時に大変になるので、今回は並べるだけにします。柔らかい土だとレンガが沈むのを防ぐために、砂利や砂を敷くらしいのですが、元々石だらけなので、このまま並べてみることにします。
際を少し掘ってそこに配置していきます。
縦置きで配置していたレンガを横置きにしたので、新しく買い足さなくても大丈夫でした。反対に結構余ったので、鉢置きなどにして活用しました。
並べ終わったら、レンガの隙間に花壇からでた石を埋めて、上から化粧砂利を被せました。
植物を植えるための土作り
さらに耕しながら石を徹底的に取り除いたら、コンポストで作った自家製肥料を撒きました。コンポストといっても簡単。バケツに日々出る生ごみ、米糠、コーヒーのかすを入れ、庭の土を被せて水を加えます。
時々かき混ぜると、バケツの中が熱くなるのがわかります。熱が出なくなり、生ごみが消えたら自家製堆肥の完成!100均で売っている洗濯ネットを被せると、発酵中の虫除けになるそうです。
直接花壇に米糠などを撒いてしまうと、発生する熱で花壇に植えてある植物が枯れてしまうことがあるそうなので、バケツで完成させてから撒きます。
足りない分は培養土を足しました。これでふかふかのベッドの完成!植物を植えるスペースが増えました!レンガのそばの土を押し固め、グラグラしないようにしたら完成。
雑貨をプラスしておしゃれな花壇に
買ってきたのは、さつまいも、トマト、ピーマン、ブロッコリー、フェンネル、たらの芽、シソ、オクラ、枝豆です。お花も少し買ってきました。お花を入れると賑やかになりますが、さらにおしゃれになるように雑貨をプラスします。
ブリキプレート
ワイヤーフェンスに取り付けて、古びたスコップを置いてみたり
土に刺すタイプのものもありました。
掘り起こした枕木に取り付けて、門柱の下に飾ると看板みたいじゃないですか!!(なんて書いてあるかは知らんけど)
錆びた道具でアンティーク感アップ
錆びた道具はアンティーク感たっぷり。わざと雨ざらしにして錆びさせてから飾る人もいるみたいです。裏庭に転がっていたクワを飾ってみたらいい感じ♪
植木鉢をリメイク
植木鉢には、余っていた漆喰を塗ってみました。手袋をつけて外側になでつけ、内側はミルクペイントのミルキーホワイトを塗りました。
これで完成です!
ビフォー
アフター
まとめ
奥行きが倍になり、植物を植えられるスペースが増えました。古い花壇のレンガを一度取り除くことで、増えすぎたワイヤープランツと、美味しくなかったよもぎを撤去することができ、全体的に耕すことができたので、土もふかふかに蘇りました。
縦置きになっていたレンガを横置きに変更したことにより、圧迫感もなくなったような気がします。ブリキの看板は割とリーズナブルで、ひとつ1,500円くらいで購入できるのでおすすめです。
雑貨を入れて全体的に明るくおしゃれになり、庭に出るのが楽しみになりましたよ!暖かくなり、植物たちも元気に育つ季節。食べる目的だけではなく、おしゃれに楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございます。参考になれば嬉しいです。