コケだらけの固まる土の上に人工芝を敷いてみた

固まる土で雑草対策をした、ウッドデッキ下。 15年ほど経って、一度自分で補修をしたものの、やっぱりコケが付き暗い印象になってしまうのでどうにかしたい・・・。 タイルを敷くかレンガを敷くか色々悩みましたが、人工芝を敷いてみました。
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上塗りした固まる土の末路

我が家が固まる土を施工したのは17年ほど前のこと。ウッドデッキ下の雑草対策として、業者さんに施工していただきました。固まる土のデメリットは、擦ると削れてしまうということ。日当たりにもよると思うのですが、うちの場合梅雨時期は特にひどく、放っておくとたちまちコケだらけになってしまいます。

薬剤は使いたくないので、熱湯をかけたりしてなんとか対策をしてきましたが、ついにたまならくなって固まる土の上から、固まる土を上塗りしたのが2年ほど前。
固まる土の15年後はコケ欠けだらけ。まさ王でメンテナンス

この時は仕上がりに、とて満足していたのですが、やっぱりコケがつきます。加えてウッドデッキのパーゴラに屋根をつけた関係で、雨つぶが集中して当たる箇所があり、その場所に関しては穴が空いてしまう有様です。
固まる土のコケ
固まる土の上に固まる土を上塗りしても、時間が経つとまたコケが生えてしまい、上塗りした部分はさらに剥がれやすくなることがわかりました。これが、固まる土をこれ以上メンテナンスしながら使うのはやめようと思った理由です。

固まる土の上に人工芝を貼る計画

それでは、どのようにしようか。タイルを貼るか、もしくはレンガか。色々悩みましたが、タイルにしてもレンガにしても時間が経てばまたコケが生えてきそう。

黒ずみなども出てくるとまた暗いイメージになるかもしれない。固まる土とは違いゴシゴシとこすり洗いはできそうだけど、それなりにメンテナンスが必要になりそうです。

そこで思いついたのが人工芝です。ウッドデッキの真下は覗き込まなければ見えないので、周りだけぐるっと敷いてみたらどうだろう。と思いました。

固まる土の上の人工芝
サイズを測ってネットで探し、購入したのがジャルダン人工芝の春色です。
リアルな人工芝
枯れた草のようなものも表現されていてとてもリアル。厚みもありしっかりしています。春色と夏色の2種類がありましたが、春色は暖かみのある印象。夏色は実物をみていませんが、より明るい感じなのでしょうか。

1ロールが10メートルだったので、ウッドデッキの周りだけをぐるっと敷くだけでは、かなり余ってしまうので、デッキの真下も全て敷きつめてしまうことにしました。こんな感じです。

ウッドデッキの下の人工芝
購入した人工芝は、裏がゴムのようになっていて厚みもありますが、カッターで簡単に切れました。まずは左右に人工芝を敷いていきます。ウッドデッキの足を避けるように切込みを入れながら、壁紙を貼る時の要領で敷いていきます。

固まる土の上の人工芝
真ん中部分は、頑張って潜って敷きました。
固まる土の上の人工芝
右側、左側、中央と、全部敷けたら人工芝を固定します。下地が固まる土なのでマニュアル通りにはいきません。付属のピンを打ち付けようと思いましたが入りません。

ホームセンターで、人工芝固定用の両面テープが売っていたので試してみましたが、これもだめ。両面テープはコンクリートなど平で水分を含まないような場所ならしっかり固定できそうですが、固まる土はポロポロしていますので。

ビス打ちは、入るところと全く入らないところがありました。ビスが入るところはビスで止め、入らないところはステップルを使って固定しました。それすらも入らない箇所もありますが、この方法でなんとか動かないように固定できました。

これで人工芝貼りは完成。1日で完成です。どうでしょう。清潔感が出たような気がします。

BERFORE
固まる土のコケ

AFTER
固まる土の上の人工芝
デッキの下部分も敷き詰めました。ほふく前進をして肘を擦りむいてしまいましたが、スッキリ。頑張った甲斐がありました!
ウッドデッキ下の人工芝

問題は耐久性ですが、変化があればまたお伝えしますね。

まとめ

17年前に業者さんに作ってもらい、15年後に自分で上塗り補修。ここまでみてくると、固まる土の耐久性はプロがやっても 15年くらいなのかな?と感じます。人工芝も寿命があると思いますので、どのくらいもつのかは今のところわかりませんが、とりあえず、コケだらけの見た目が改善されてよかったです。

人工芝は落ち葉などのゴミが溜まりやすい(掃除しにくい)などの意見もあるようですが、コケ掃除よりはマシかなぁと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございます。
参考になれば嬉しいです。