端材を使ってカフェトレイを作った時の様子を紹介しています。カップとお皿が乗るティータイムサイズのものと、ディナータイムに使える大きなものを作りました。重いものを乗せてもOK!丈夫なカフェトレイです
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強度もバッチリ!かわいい木製のカフェトレイ
作ったカフェトレイは2種類のサイズ。一つは朝食やティータイムに使えるような小さなサイズ。(34cm×23cm)コーヒーカップと小さめのお皿を乗せられるくらいの大きさです。
もう一つは、お茶碗やお椀・コップやお皿を乗せることができる大きなサイズ(47cm×31cm)です。このくらいの大きさがあると、どんな夕食にもほぼ対応できます。市販品では、ここまで大きなサイズは、なかなかないんですよね。
今回使った端材は、桐のタンスを解体した時に取っておいたもので、4ミリの合板と20ミリの板を数枚。フチとなる材料にトリマーで溝を入れて、作った溝に合板をはめるというやり方です。
このようなやり方にすると強度が増し、重いものを乗せても大丈夫です。2リットルの水を入れたピッチャーと、2合のご飯を炊いた土鍋を乗せてもびくともしない強さです。
おしゃれなカフェトレイの作り方
ここでは端材を活用した作り方を説明します。それでは実際に作った時の様子を説明しますね。まずは材料の切り出しをします。
用意するのは底の板と、周りを囲むための材料です。底に使ったのは4ミリの合板です。実際にお皿やカップを置いて、自分の使いやすい大きさに墨付けをします。
ずれないように固定して2枚一緒に丸鋸でカットしました。
次は周りを囲むための材料の切り出しをします。こちらは端材を縦挽きして作りました。丸鋸で縦挽きをするのは危険を伴います。キックバックを起こしやすいということは理解した上で、慎重に作業しなければいけません。材料をしっかりと固定することが大切です。
材料の端をビスで固定するやり方もありますが、今回は材料に強力な両面テープを貼り付けて、テーブルに固定するやり方でやりました。丸鋸定規を使って20ミリに切り落としました。
縦挽きできたら、底板に合うように45°にカットしながら長さをそろえました。留型スコヤで45°に墨付けをして、スタイロフォームの上で丸鋸ガイドを使って切りました。留型スコヤを使うようになってから、苦手だった45°カットができるようになりました!手鋸で切るならソーガイドを使うのも良さそうですね。
切り出しができたら溝を掘ります。トリマーテーブルがあれば簡単に早く綺麗に溝ほりができます。トリマーテーブルを作るのも割と簡単ですので、トリマーをお持ちでしたらぜひ作ってみてくださいね。DIYの幅がぐんと広がります。
試し掘りをして、溝の位置や深さを調節したら本番。材料が小さいので端材をプッシュブロックとして使いました。便利なものは危険がいっぱい。それを常に頭に入れながら作業します。
掘れました!
掘った溝に底板の合板をはめて、ビスで止めます。木工用ボンドを塗ってから、溝を避けるようにしてビスを入れます。はみ出したボンドはすぐに拭き取ります。
塗装は、ワトコオイルのミディアムウォルナットとエボニーをブレンドしたものを塗って、乾いてからオスモカラーのウッドワックスを塗って仕上げました。
ワンポイントにウッドバーニングをして完成。おしゃれ感が増したようで大満足です。
まとめ
今回は、家にあった端材を活用してカフェトレイを作る方法をご紹介しました。こういった端材は、ホームセンターでも手に入れることが出来ます。木材カットサービスのあるホームセンターに行くと、端材コーナーがあるので、たまに覗いてみると見つかるかもしれませんね。
端材を使わなくても、100均の木材などでも作れると思います。薄い合板一枚の底板を支えるには、トリマーを使って溝を掘り、そこにはめこんで強度を出す必要がありますが、薄くてスマートなカフェトレイが出来ます。しかも材料もちょっとで済みますよ!
参考になれば嬉しいです。最後までお読みくださってありがとうございます。