DIYをやっていると、どうしてもたまっていく端材たち。捨てるのはもったいないのでなんとか活用したいですよね。コンソールテーブルは、片方を壁につけて小物などを飾るためのテーブルのことで、奥行きが狭いので端材処理にピッタリです。作り方もとても簡単ですよ!
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端材を使ったコンソールテーブル
使った端材はこんな感じで、フローティングシェルフや内窓の枠に使ったものなどです。
1 天板 | 破風板 | 180mm幅 670mm | 1枚 |
2 棚板 | 破風板 | 90mm幅 585mm | 1本 |
3 棚板 | SPF 2×4 | 89mm幅 585mm | 1本 |
4 足 | 杉板 | 90mm幅 710mm | 2本 |
5 飾り | 杉材 | 22mm×30mm | 数本 |
1番の天板は、フローティングシェルフを作った時の端材で、2番の棚板は同じくフローティングシェルフを作った時のものを、足の幅に合わせて縦挽きしたものです。
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3番の棚板はお馴染みのツーバイフォー。4番の足はシューズラックを作った時に出た端材です。
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5番の飾りは、内窓を作った時の木枠の端材です。
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端材を使ったコンソールテーブルの作り方
作り方はとても簡単です。バランスをとりながら、水平になるように組み立てて行きます。まずは天板に足をつけます。
天板の次は底板の固定です。底板を入れたのは全体を安定させるのが目的です。床とフラットに接地することによってより安定すると考えました。底板は天板を同じ板なので、足に合わせて縦挽きして使いました。
2×4材の棚板を入れるとさらに安定感が増しました。水平確認もします。
ビスの頭を隠すために、ドリルで少し穴を掘ってからビス止めしたのですが、そのままだと穴が目立ってしまいます。そこで、掘った穴を手作りのパテで埋めてみました。パテはトリマーを使った時に出た木の粉を木工用ボンドで練ったもの。ボンドは塗装をはじいてしまうので、はみ出さないように押し込む感じで。
全体的にやすりがけをして塗装します。色々な材料の寄せ集めなので色がバラバラでしたが、ワトコオイルのミディアムウォールナットを全体的に塗ったあと、同じくワコトオイルのエボニーで色調を合わせるように塗りました。
内窓を作った時に出た細い木材の切れ端を組み合わせて、モザイクウッド風にした場所に、かすがいを打ち込みワンポイントにしました。かすがいはコの字の形をした釘で、とても安く購入できる上、こうやって使うとおしゃれに見えるので、ちょっとしたアクセントによく使っています。
色々使える♪コンソールテーブル
出来上がったコンソールテーブルは、色々な場所で使えそうです。庭やウッドデッキにおいてガーデニンググッズを飾ったり・・・。
鏡とセットで化粧台にしたり・・。
ちょっとした隙間に置いて、デコレーションしたり・・・。
その他にも、玄関において時計や鍵などのお出かけグッズを収納したり、リビングのファーストビューポイントに置いておしゃれ感を演出したり、アイディア次第でたくさんの使い方がありそうです。
コンソールテーブルは奥行きが狭いだけに、普通のテーブルよりも安定感は落ちます。利用するときは転倒しないように壁側に固定するなど、注意して使ってくださいね。
まとめ
コンソールテーブルは奥行きが狭くコンパクトなので、端材を有効活用するのにピッタリです。水平に注意しながら安定感を出すことができれば、とても簡単に作ることが出来ます。
お好みの塗装で遊んだり、置きたい場所にサイズや高さを合わせて作れば、世界に一つだけのジャストフィットなコンソールテーブルの出来がりです。出来上がった作品をどのように飾るか考えるのも、また楽しいですよ。
もしも、お手持ちの端材に良さげなサイズのものがあれば、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。端材を活用しての作品作りは、新たなDIYの醍醐味になるかもしれませんね。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
参考になれば嬉しいです。