給湯器の電源が入らない!修理?買い替え?

真冬の寒波が来た朝。突然給湯器の電源が入らなくなりました。この記事では、電源が入らなくなった時の状況や、メーカーに問い合わせした時の様子。その時に選んだ対処方法や、考えられる原因などを紹介しています。ぜひ最後までお読みください。
給湯器の凍結防止対策youtube動画はこちら

給湯器の電源が入らない!

その日は、寒波に覆われた寒い朝でした。起きてお湯を使おうとしたのは午前8時頃。給湯器の電源がピーピーと言う音と共に、点滅をし始めました。電源ボタンを押しても反応はなし。ブレーカーを落として再起動を試みると、点滅は消えたものの今度は電源が入らなくなってしまいました。

実は1年前くらいから、時々追い焚きができないなどの不調が出ていました。その時は少し時間をおくとなおったりしていたので、不安な気持ちを持ちながらも、もうしこし頑張ってくれ!と思いながら使っていました。

今回のように、電源ごと落ちてしまったことはなかったので、流石に慌ててメーカーに電話をすることに。冬は寒さによる給湯器の故障が多くなるので、問い合わせセンターもパンク状態のようで、電話がつながるまで20分ほど待つことになりました。

電話をする時は給湯器の型番や、製造年などをメモしておきましょう。

オペレーターの方に繋がると、状況と型番を聞かれましたが、使っている製品は製造終了していて、部品もない状態で、修理はできないと言うことでした。買い替えをする方向で業者を紹介してもらうと言うところで話しは終わり、電話を切りました。

電話を切って、給湯器のリモコンを見ると、電源が復活していてお湯も普通に出ました。

部品の保有期間については、製造終了から10年とされていますが、BL認定品であるかないかで変わってくることもあるようです。給湯器を新しいものに交換する際は。その辺も頭に入れながら選ぶ必要がありそうですね。

給湯器の凍結防止対策をやってみる

とりあえずお湯が出るようになったので、付け替えを急ぐ必要はなくなりました。見積もりを比較するなど、落ち着いて業者選びを進めていくことにしました。だいぶ古い給湯器なので、もちろん寿命は近いのかと思います。

ですが、不調が現れるのは決まって寒い時なので、不調の原因は「寒さ」にあることは明確です。とりあえず今できることはやろう!ということで、急いで防寒対策だけはしておくことにしました。屋外にある給湯器の配管。テープが劣化していますので、こちらを保護します。
給湯器の防寒対策
材料は、保温チューブ・保温テープ・キャンパステープ です。全てホームセンターで購入しました。キャンパステープと保温テープは在庫がない店舗もありましたので、調べてから行った方がいいと思います。ネットでも購入できると思います。

まずは劣化したテープを綺麗に剥がします。テープが一部剥がれてしまっていたために少し湿っています。これで氷点下になれば、それは凍結もしますよね。テープの中の保温チューブは割としっかりしていたので、保温チューブ材は剥がさずに、痛みのある箇所に保温テープで補強しておきました。

給湯器の防寒対策
その上からキャンパステープをぐるぐると巻きつけるだけです。簡単ですね!
給湯器の防寒対策

給湯器のお湯が出ない!修理?それとも買い替え?

今回の給湯器の不調で、色々なことがわかりました。まず、修理ができないという可能性があること。見極めの判断材料としては、給湯器本体の製造年月日にありそうです。最初の方で書いた通り、ある一定の期間を過ぎると、部品を入手することができなくなり、そうなれば修理不可能になるそうです。

大手メーカーの部品保有年数を調べてみると、どこのメーカーも大体同じで、製造終了から10年間くらいになっています。BL認定品とは、ベターリビング認定品のことですが、それによっても部品の保有期間が変わります。BL認定品の場合は10年。BL認定品以外ですと7年というのが一般的のようです。

ガス給湯器の寿命が大体10年と言われているのには、このような背景も関係しているのではないでしょうか。つまり製造終了してから10年以上経っている場合は、修理したくてもできないということになりますね。

うちの給湯器は2001年製造のものです。製品の詳細を調べてみると2006年頃まで販売されていたようなので、部品の保有期間は2016年頃ということになります。この記事を書いているのは2023年なので、製造から22年、販売終了から17年経っていて、部品は7年前から入手できなくなっていたということですね。

修理を依頼するか買い替えるかは、お手持ちの商品が販売終了になった日を調べ、そこから10年以上経っていれば買い替え。そうでなければ修理も視野に入れて検討するのが良いかと思います。また、給湯器の購入の際に補償をつけたかどうかもわかるようにしておくといいですね。

まとめ

今回のガス給湯器の不具合は、幸運にも配管の凍結防止対策を施すことにより、今の所問題なく使えています。電源が落ちることも、追い焚きができなくなることもなくなりました。製造から22年経っていることもあり、次の冬までに買い替えを検討したいとは思っています。

給湯器はなくてはならないものですが、安くても15万円くらいはするものを、寿命だからといって10年ごとに買い替えるのはちょっときつい。なるべく長持ちするようにお手入れをしながら大切に使っていきたいですね。

参考になれば幸いです、
最後までお読みくださり、ありがとうございます。