細かいものをスッキリ!クローゼット収納のコツ

消耗品が収納されたクローゼットが、ごちゃごちゃして使いにくいので、使いやすく、かつスッキリ綺麗に見えるように改良してみました。改良後はとても快適に使えてストレスがなくなり、開けるたびに嬉しくなるようなクローゼットになりました。

終わってみると、使いやすい収納にするにはいくつかコツがあるとわかりましたので紹介します。
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クローゼット収納を使いやすくするコツ

まずは断捨離

クローゼットの中を使いやすくするために、まずはいらないものを捨てましょう。いつか使うかもしれないと思ってとっておいたものを思い切って捨てると、思った以上のスペースを置けることができました。

最後にいつ使ったか思い出せないようなものは、捨ててしまってもまず問題はありません。以前使っていた子供用の折り畳み傘や、使っていないハンカチ、デッドスペースを活用するために使っていた突っ張り棒や、掃除用品をまとめていた缶なども処分しました。

ストック品などを上段へ移動する

断捨離が済んだら、使用頻度の低いものを上段へ移動します。タオル類が大量にありましたが、毎日使う枚数プラス2、3枚を残し、ストック袋に入れて上段へ移動しました。

それから、複数ある消耗品もストック品として上段に移動しました。ボックスティッシュや同じ種類の消耗品(殺虫剤や洗剤)、軍手やゴム手袋、ガムテープや結束用の紐などもたくさんあったので、使う分以外はストックとします。

ここ数ヶ月使う予定のないものは移動して、取り出しやすい位置の空間をあけていきます。マフラーや手袋などの季節のものも置いてありましたが、長い間使わなくなるようなものは、別の場所に移動しました。小物も季節によっておく場所を変えていくのもポイントです。

このようにしていくと、取り出しやすい位置にスペースが生まれますので、あとはそこを使いやすく収納していきましょう。

毎日使うものは目の高さの位置に

ハンカチやタオルなど、毎日使うものは目の高さに配置するのがベストです。出したりしまったりは、ほんの数秒のことかもしれませんが、毎日のこととなると、しゃがんだり、背伸びをしたり、踏み台が必要だったりすることは、思った以上のストレスになります。

もちろんフタを開けて出したりしまったりも、割と面倒臭いです。目の位置で、さっと取り出せる引出しやボックスなどに収納すると、ポンとしまうことができるのでとっても楽です。

しゃがまないと出せない位置は頻度の低いものを

クローゼットの一番下のように、しゃがまないと出し入れできないような位置には、たまに使うようなものを配置します。洗車道具やブルーシート、紙袋やレインコートなど、毎日は使わないものは一番下に配置しました。

細々した掃除用品は蓋つきのボックスに入れてしまえば、ごちゃごちゃ感をなくすことができますし、埃がつくこともなくなりました。
クローゼット収納をスッキリ

ケユカのソフトボックス

今回、クローゼットの中を整えるにあたり、揃えたのはKEYUCAのPearnoソフトボックスです。無印良品のやわらかポリエチレンケースと似た商品ですが、落ち着いた色合いとストライプの模様で、デザイン的に気に入りました。

クローゼット収納をスッキリ

蓋をすれば積み重ねることができるのですが、取り出しやすさを重視しているので、受け桟を取り付けて、そこに板を入れ、2段にして使っています。収納ボックスも、同じメーカーで揃えると、おしゃれに見えますね。使いやすいサイズとシンプルな質感が素敵でした。

小物の収納は引出しに

こまごまとした小物の収納には、やっぱり引出しが便利です。私は簡単な引出しを自作しました。合板とベニヤで箱を作り、スライドレールなどは使わずに、端材で受け桟を取り付けました。
クローゼット収納をスッキリ
受け桟は、取り付ける前にロウソクのロウを擦り付けました。これだけで滑りがよくなり、スムーズに動きましたよ!

うまく動くことを確認したら、前板を取り付けます。
クローゼット収納をスッキリ
取手をつけるのが嫌だったので、指1本が入る隙間を開けながら、前板をつけました。
クローゼット収納をスッキリ
全部で6個。目の高さなので取り出しやすく、とっても使いやすくなりました。

ビフォーアフターと収納の実例

それでは最後にビフォーとアフターをご覧ください。

ビフォー

全体的にデッドスペースが多く、まとまりがないのでごちゃごちゃした印象。チャック式の蓋がついた救急箱は、出してチャックを開けて中のものを取り出し、元の位置に戻すという行動がとても面倒。

紙製の赤いチェックの収納ボックスには、毎日出し入れするハンカチや消耗品が入っていましたが、横幅が合っていないのでちぐはぐな感じ。しゃがんで取り出さなければならない位置というのが、ストレスでした。

一番下にある黒いカゴは掃除用品です。蓋がなく、むきだしなので埃がつきやすいし、見た目も良くなかったです。こういうものは隠しておきたいですね。
クローゼット収納をスッキリ

アフター

引き出しを自作したので、横幅ぴったりに有効活用できました。赤い箱に入っていた毎日使うものを、引出しに収納して使いやすくしました。位置も一目の高さの位置に移動して、立ったまま出し入れできるようになりました。

救急箱も処分して、引出しに収納。KEYUCAのソフトボックスにスプレーボトルなどをまとめてスッキリしました。かごに入っていたお掃除道具は、蓋つきのボックスに入れて収納したので、ホコリだらけになる心配もないですね。
クローゼット収納をスッキリ

ビフォー

一番上は踏み台を使わないと届かないのに、丸のこや塗料など、よく使うものが置かれていました。好みが変わると持ち物の種類も変わります。長いものを収納するために作ったスペースも、たくさん持っていたストールを使わなくなり、その結果デッドスペースになってしまっていました。

殺虫剤などの消耗品も、同じものが何本もあり(ないと思って買ってしまったもの)、ごちゃごちゃしていました。タオルも使うのは一日2〜3枚なのに、20枚は積み重なっていました。これもごちゃごちゃの元ですね。
クローゼット収納をスッキリ

アフター

デットスペースだった場所に引出しを設置。さらに引き出しの上に板を一枚挟み、使用頻度の高くなった工具を置きました。これで踏み台なしで取り出せます。

よく使う塗料も引き出しの中に収納し、反対に大量のタオルや複数あった消耗品を、ストック袋にまとめて一番上に移動しました。これでスッキリクローゼットの完成です。
クローゼット収納をスッキリ

まとめ

今回クローゼット収納の見直しをしてみて、使いやすくするのにはコツがあるなと感じました。まずは配置する場所。使用頻度の高いものを目の高さにするだけで、かなり使いやすくなると思います。反対にあまり使わないものは、出しやすい場所に置かず、上段に移動すると良いと思いました。

こうすることで、出し入れするときに、しゃがむ・背伸びする・踏み台を持ってくるなどの行動が減り、とても楽になりました。収納する箱などもなるべく色や形を統一することで、綺麗に見えますね。幅や高さを工夫して、なるべくデッドスペースを作らないようにすると良いです。

もちろん生活スタイルや、好みで変わるのかもしれませんが、やっぱりスッキリ綺麗に整っているのは気持ちがいいいですね。

最後までお読みいただきありがとうございます。
参考になれば嬉しいです。