DIYでもできる!カップボードの作り方

憧れのカップボードが欲しくて、自分で作ってみることにしました。木材が値上がりしているとはいえ、自分で作ればかなりお安くできます。食器や調理器具をたくさん入れることができて、出し入れしやすくて作業効率アップ。

広いカウンターには毎日使う調理器具を並べたり、作業スペースとしても使えてとっても便利です。超オススメのDIY!チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

動画はこちら

骨組みと天板塗装編
引き出しとコンクリートエフェクトペイント編
オスモカラー塗装編

使いやすいカップボードのサイズ 高さや幅は?

カップボードの設計図を作るにあたり、まず必要なのは高さと幅、さらに奥行きです。初めて作るので見当もつかない。という感じでした。そこで既製品のカップボードを調べてみました。

大手メーカーのホームページで調べると、奥行きは45cm〜50cmくらい。高さは70cm〜80cmくらいです。幅は90cm、180cmなどが多いようです。このあたりのサイズの範囲で、ご自身の身長や今ある家具との統一感などを考慮して決めると良いです。

ニトリやイケアなど、現物を展示してあるお店に行って、実際のサイズを体感すると決めやすいので、おすすめです。

ちなみに私の場合は、天板に使えそうな板をホームセンターで見つけたので、その板のサイズに合わせ、奥行き50cm、幅200cmに決めました。高さはキリのいい80cmにしました。(天板の厚みは除く)

DIYカップボードの設計図と作り方

骨組み

赤い文字で書かれているのが骨組み全体のサイズです。幅1950mm×奥行き470mm 高さ805mm。材料は40mm×30mmの赤松のタル木を使用。まずはベースとなる枠をこのように組みました。
カップボードDIY

ここまでの骨組み用に切り出した材料はこちら。

1950mm 4本
745mm 8本
390mm 8本

組み方はこんな感じです。

このように長方形に組み、間に2本柱を入れる。これを2組作ります。カップボードDIY

カップボードDIY
出来上がった二つをこのようにして連結します。
カップボードDIY
カップボードDIY
上の部分も同様にビスで固定します。斜め打ちにすると強度が出ます。
カップボードDIY
下穴ドリルで垂直に少し穴を開けてから、斜め方向に力を入れて押し込むと、綺麗に斜めの下穴が開きます。そうすると割と簡単に斜めにビス打ちすることができます。これで本体の枠は完成です。

引き出し

引き出しは1列3段で3列分作りました。下の図の3個で1列です。1段目と2段目は同じサイズで、深さ140mm、横幅580mm、奥行き470mm。一番下の引き出しは深さを240mmとり、背の高いものを収納できるようにしました。

使用したのは9mmの普通合板です。なるべく軽く作りたかったのですが、薄くてビスが入れにくく失敗でした。底板は9mmでもよかったですが、それ以外は12mmくらいはあった方が良かったです。

カップボードDIY

本体への取り付けには、スライドレールを利用しました。引き出しを受けるために、390mmの木材を足して、そこにスライドレールを取り付けました。

使用したのは骨組みで使ったものと同じ、40mm×30mmの赤松のタル木です。スライドレール設置用に新たに12本を切り出しました。
カップボードDIY

カップボードDIY

天板と側板

その上に天板を置きます。今回の設計は天板のサイズに合わせて作っています。天板のサイズは奥行き500mm、横幅2000mmです。厚みは24mmです。前と左右が少し出る形になります。

両サイドには板をりました。ファルカタ材をピッタリのサイズに切って、巾木と当たる部分もカットしてはめ込みました。塗装にはコンクリートエフェクトペイントを使ってみましたよ。おしゃれな感じになりました。

前板と取っ手(ハンドル)

最後に引き出しに前板を取り付けます。材料は側板と同じファルカタ材です。出来上がった引き出しひとつひとつサイズを測りながら作っていきました。塗装はオスモカラーのオークです。取っ手(ハンドル)は海外サイトから取り寄せたので、届くまで時間がかかりましたが、シンプルなデザインに一眼惚れしたので、待ちました。

引き出しの内側からビスで止めて完成です。
カップボードDIY

おすすめのスライドレールと取り付けの注意点

使用したスライドレールは、スガツネ製 4518です。スガツネ製LAMPの中では価格が安めのノーマルタイプです。プッシュオープンやソフトクローズなども惹かれますが、今回は9個の引き出しを使うので、価格を抑えるためにもノーマルタイプを選びました。

スライドレールで引き出しを取り付けてみて、ここを注意した方がいいなと感じた点を挙げてみます。

引き出しは実寸で作る

設計図を作って、木材を正確にカットし丁寧に組んだとしても、数ミリ程度のズレは生じます。引き出しは数ミリ程度のズレでもうまく動かなくなってしまうことがあるので、注意が必要です。

一番確実なのは、本体を作ってから入る場所に合わせて引き出しを作ることです。
カップボードDIY

引き出しにボンドをつけるのは最後

カップボードの引き出しは、強度を出すためにボンドとビスで固定するのが良いのですが、引き出しがきちんと入るか、スライドレールがスムーズに動くか。これを確認してからにした方が良かったです。

引き出しが小さくなってしまった場合は、両面テープなどを貼って調整することができますが、大きかった場合大変です。トリマーやカンナで削るよりも、引き出しをバラして調整する方が、私は断然ラクでした。

カップボードの転倒防止策

スライドレールを使って引き出し式にしたカップボードは、引き出した時に前方方向にかなりの重力がかかるので、転倒防止対策をしました。

壁と床の境目に巾木があり、カップボード本体がピッタリと壁にくっついていないため、上の方に巾木を同じ厚みの板を貼り付けることにしました。巾木を取ってしまうというやり方もありますが、剥がすのも大変なので、私はこちらの方法にしました。

しっかりと固定するには、壁の中の下地があるところに固定しなければなりません。私は最近下地探しにはセンサーと磁石を使っています。センサーで大体の位置を探っておいて、下地に打ってあるビスを磁石で探す方法です。

カップボードDIY

そして下地のあるところに、木材をしっかりと固定して巾木によるグラグラを解消させたら、カップボード本体をその木にビスで固定します。真っ直ぐ打ち込むだけでは強度が不安なので、斜め打ちにしました。これでカップボードと壁がしっかりと固定されました。

カップボードDIY

ニトリの食器棚シートが最高に良い!

完成したカップボードに収納する際に、おすすめなのがニトリの抗菌滑り止めシートです。もともと家にあったのがIKEAで購入したものですが、ほぼ同じものがニトリにもありました!これで全て統一して収納しました。

カップボードDIY

引き出しの深さは自分の好きなようにカスタマイズできます。私の場合、一番下が一番深くて33cm。2段目は19cm。一番上は22cmにしました。一番下には蒸し器やお盆、ポットなどの背の高いもの。2段目と1段目にはよく使う食器や調味料を収納しました。

DIYなら安い!かかった材料と費用

骨組み 赤松タル木 4,356円
引き出し 9mm合板 8,266円
スライドレール スガツネ製 4518 9,890円
天板 無垢ボード 3,608円
側板、前板 ファルカタ 7,414円
天板トップコート カウンタートップオイル 4,274円
前板塗料 オスモカラー オーク 5,596円
側板塗料 コンクリートエフェクトペイント 4,164円
取っ手 2,980円
合計 50,548円

全部で50,000円ほどで完成しました。購入しようとすると数十万円かかりますので、とても安くできたのではないかと思います。今回購入した塗料は、まだ半分以上残っていますので、実質はもう少し安くできています。余った塗料はまた違うものに使いたいと思います!

カップボード作成をオーダーする方法

カップボード作成は、DIYで作るには少々ハードルが高めです。ここまで読んだけどDIYで作るのは難しそう・・と思ったら、プロに依頼してオーダーメイドのカップボードを作るという選択もあります。

こちらのサービスでは、いくつかの質問事項に答えてプロを探すことができます。スペースに合わせて好みのデザインで家具を作ってくれる家具職人さん。キッチンリフォームでは、キャビネットなどの部分的なリフォームも可能なようです。

プロの仕事を間近で見て勉強するのも新しい発見があり、自分のDIYのグレードアップにつながるかもしれませんね!

まとめ

スライドレールの引き出しは、奥のものまでさっと出し入れができるので、とっても使いやすくてストレスが減りました。初めてのスライドレール取り付けは、大きくて入らなかったり、小さすぎたり・・。色々失敗しましたが、だいぶマスターできたと思います。

この経験を次のDIY作品に活かしていきたいと思います。カップボードが完成したので、20年前の背の高い食器棚は処分しました。全体的にフラットな空間が出来上がり、圧迫感がなくなりスッキリしました。手作りのカップボード、ぜひ挑戦してみてくださいね。

参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございます。