セルフリフォームが進み、部屋が少しずつおしゃれになっていくと、全体の雰囲気から浮いてくるものが出てきます。キッチンの手元灯がその一つ。20年の年月を経て白いカバーは黄ばんでしまっています。今は、LEDのおしゃれな製品も販売されていますが、丸ごと取り替えるには2万円ほどかかりそうです。
自分で交換するには電気工事士の資格が必要ですので、カバーですっぽり隠すことで、既存のものを残しつつおしゃれにしてみました。
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キッチンの手元灯のリメイク方法
こちらがビフォーです。よくある普通の手元灯です。
そしてこちらがリメイク後。木材でカバーを作り、すっぽりと隠しました。ネジなどで固定は一切していません。かぱっとはめ込んでいるだけです。
それでは詳しい作り方を説明しますね!
手元灯を挟み込むようにするので、2枚用意します。
挟み込んだら、この部分のサイズを測ります。こちらも2枚用意します。
紐を通す穴をホールソーで開けます。
はめ込んだ状態で両サイドのサイズを測り、切り出した木材でフタをするようにビスでとめます。
中空ポリカをカットしたら、切り口にビニールテープを貼って、ごみが入らないようにします。
はめ込んだらビスで止めて、はみ出したボニールテープをカットして完成です。下からカポッとはめこむだけです。
手元灯のリメイクに使った材料
私が使ったのは家にあった端材(桐のタンスを解体したときにもらった廃材)です。ホームセンターに売っている木材でもいいと思いますが、なるべく軽いものを選ぶと良いと思います。
15mm厚の木材(桐) | 800mm×60mm | 2枚 |
110mm×70mm | 2枚 | |
110mm×110mm | 2枚 | |
15mm×15mmの角材 | 600mm | 2本 |
80mm | 2本 | |
4mm厚の中空ポリカ | 590mm×95mm | 1枚 |
4mmのボールチェーン | 240mm | 1本 |
ボールチェーン用カップリング | 4mm用 | 2個 |
リング | 2個 |
塗装はワトコオイルのミディアムウォールナットを使いました。15mmの角材にはトリマーで溝を彫りましたが、トリマーがない場合は薄い板で挟むか、内側から両面テープで接着しても良いかと思います。
パカっと外れるので、電球を交換するのも簡単です。ただしあまりきつすぎると、手元灯自体に負荷がかかるので、注意が必要です。
まとめ
電気系統のカバーは、年月を重ねると黄ばみが気になります。冒頭にも書きました通り、直結式の手元灯の交換には電気工事士の資格が必要ですので、自分でやるのであれば、塗装するか何かで隠すかしかないと思います。
DIYをやっていると、照明にもこだわりが出てきますが、電気にはDIYでできることとできないことが出てきますので、その中で工夫して自分の理想に近づけられたらいいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。参考になれば嬉しいです。