ウッドデッキに目隠しフェンスをつけるDIY

ウッドデッキに目隠しをつけることで、プライベート空間を作ることができました。費用は10,000円ほど。適度に風が通り抜け、目隠しになるピッチを試行錯誤して完成しました。

パーゴラがあることが前提のやり方ですが、参考になれば嬉しいです。
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ウッドデッキに目隠しを後付けした方法

我が家のウッドデッキは、15年ほど前に業者さんに作ってもらったものです。パーゴラと膝丈ほどの高さの柵がついています。パーゴラを支える柱を利用して、柵の上から横格子を貼る設計です。

ウッドデッキの目隠し

木材をやすりがけする

材料は腐りにくいと言われる杉材で、厚み14mm、幅が45mmのものです。ホームセンターで購入・カットしてもらって持ち帰りました。幅が45mmと細いので、風の抵抗も少なくて済むのではないかと考えました。

表面が荒いので、まずはサンダーで綺麗にヤスリがけをします。かなりの量の木材を処理しなければならないので、サンダーがないときついかもしれません。表面だけでなく、角も軽く面取りをするようにヤスリをかけます。全体的にヤスリがけが終わると、ザラザラしていたものがすべすべになり、色合いも綺麗になりました。

防腐塗料を塗る

やすりがけができたら、木材用の防腐剤を塗ります。屋外で木材を使用する時は、防腐剤の塗布は必須です。

ウッドデッキにはキシラデコールを使っていますが、今回はクレオトップを使ってみることにしました。クレオトップ(油性)、色はクリアです。塗ると色が入るように見えますが、時間がたって乾燥すると、元の色に戻ります。伸びもよくとても塗りやすい塗料でした。
ウッドデッキの目隠し

屋外で雨ざらしになると、すぐに朽ち果ててしまうイメージですが、ホワイトウッドのツーバイフォーで作ったガーデンソファーやソーホースは、キシラデコールを塗って雨ざらしですが数年たっても健在です。今回のクレオトップは初めてなのでわかりませんが、同様に防腐効果があると予想しました。

柱に板を張る

まずは、柱のある正面から板を貼ります。一番下を決めたら、水平になるように両端をビス止めします。ピッチ(板と板の間隔)は19mmにしました。風がしっかり通り抜けて、なおかつ中の様子が見えないようにするために、何パターンか試してこの間隔になりました。
ウッドデッキの目隠し

ワンバイワンの棒を挟み、2本目を貼ります。この繰り返しで全部貼りました。

柱を足す

続いて横の面です。こちらには柱がないので、新たに柱を立てます。柵を一つ撤去して柱を入れるスペースを作ります。前面に使用した木材と同じサイズにするためです。全体的なまとまり間のある見た目と、柱にかかる負荷をなるべく少なくするという目的もあります。

ウッドデッキの目隠し
柱も杉材です。パーゴラの梁で支えようと思いましたが、少し干渉したのでフィットするように削りました。ノコギリで切り目を入れてから、ノミでひたすら削る!最後にサンダーで滑らかにしたら、キシラデコール(防腐塗料)で塗装。垂直になるように調整してクランプで固定します。

ウッドフェンスの目隠し
あとは上と下をL金具で固定して、柱の取り付け完了です。

ウッドデッキの目隠し

ウッドデッキの目隠し
柱がたてられたので、ここを使って同じように板を貼り、板張りは完成です。

最後に飾りの板を貼って完成

この位置に、このように板を貼りました。これで完成です!
ウッドデッキの目隠しフェンス

完成した目隠しフェンスの高さ

完成したフェンスの高さは180cm。下の開き部分は40cmになりました。
ウッドデッキの目隠し
実際にウッドデッキに立って見て、外からの目線を確認したり、外から見て中が見えないかどうかを確認しながら、上に足していく感じで施工しました。

下の位置も、ソファーに座った時に外から見えないようにしたら、柵のギリギリのところまで貼ることになりました。この辺りは自分の好みです。

ウッドデッキ本体の高さや、道路との高低差。お向かいの窓からの視線や植栽の位置など。色々と考慮しながら決めるといいですね。横格子のフェンスは、自分の好みで後々変更できたところがよかったです。

目隠しフェンスの格子の間隔

目隠しフェンスを取り付けた方法でも書きましたが、フェンスの格子の間隔(ピッチ)は19mmにしました。内側に薄いシェードはついていますが、カーテンを全開にしても昼間は外から全く見えないです。

そして、人がいることはなんとなくわかる・・・。なので防犯上も問題はないかと判断しました。

隙間が狭いと、風の抵抗を受けやすくなるので、そこが心配だったのですが、この間隔でしっかり風が通り抜けていました。風の抵抗を考えるのならば間隔は広めに。目隠し重視なら間隔は狭くするということですが、その両方を兼ね備えた間隔になったと思います。

まとめ

庭にフェンスを貼る場合、風の抵抗がかなりかかるので、穴を深く掘って束石をコンクリートで固定して・・・という大変な作業があります。ウッドデッキのパーゴラを使うことにより、風の抵抗を分散できますし、柱を使って簡単に設置できたので大満足です。

我が家の庭はオープンガーデン、道路に面したリビングなので、カーテンをしめっぱなしになりがちでした。ですが今ではほとんど開けっ放しです。リビングが大きくなったような開放感と、お家テラスカフェを楽しんでいます。

もしも興味があれば是非チャレンジしてみてくださいね!
最後までお読みくださり、ありがとうございます。参考になれば嬉しいです。