ベッドヘッドはいらない?撤去してスッキリナチュラルにイメチェン

ベッドのイメージを大きく左右する、ベッドヘッド。私の部屋の寝室のベッドは、30年近く前に家具屋さんで購入した、どっしりと重厚感のあるベッドです。

30年も経ったのに傷もなく、本当にしっかりとしたものなのだと思いますが、色々とリフォームが進むと、部屋の雰囲気とのちぐはぐ加減が目立ってきました。今回はこのベッドヘッドを思い切って取り外し、ナチュラルな雰囲気に仕上げた方法をご紹介します。
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ベッドヘッドは必要?役割は?

ベッドヘッドは必要か?そもそもなんのためにあるのでしょう?調べてみると、ベッドヘッドの役割がわかりました。それは大きく分けてこの二つ。

電源や棚などの実用機能

これは私がリメイクしたベッドヘッドです。子供が成長したので、少し大人っぽく落ち着いた雰囲気にしました。スマホを充電するための電源と、目覚まし時計や小物などを置けるように作ってあります。
ベッドヘッドのリメイク
ただ、このような機能はサイドテーブルなどで代用することもできますね。

デザインを生かしたインテリアとしての役割

もう一つはインテリアとしての役割です。サイズが大きくなればなるほど部屋のイメージに影響が出ますので、部屋の雰囲気を変えていくと、なんだか浮いて見えてしまうということは起こり得ますね。

私のベッドには機能性はなかったのですけれど、丸いアーチの曲線のデザインは気に入っていました。ただ、色がちょっとな・・・という印象だったので、まず色を変えられないか?と考えました。

そこで、ベッドヘッドを取り外し、塗装を剥がしてみることに。塗装はがし剤を試みたのですが、落ちなかったので、サンダーを使ってみることにしました。

ベッドヘッドの取り外しは、枠に乗せている板をずらして、連結している部分のネジをゆるめただけで簡単に外せました。
ベッドヘッドの取り外し
しかし、これが重い!しっかりとした家具のこの扱いにくさは難点です。なんとかベランダに運び出しました。(もうこの時点で元に戻す気持ちが薄れています・・・。)後片付けを楽にするために、マスカーを下に敷いて作業スタート!

ベッドヘッドのリメイク
このようにサンダーで剥がすことができましたが、木目もないし微妙でした。全部剥がしてからワトコオイルを塗ってみましたが、イメージとはほど遠いので、ベッドヘッドは処分することにしました。

販売されている家具は、ウレタン塗装を使われているものが多いのですが、このベッドもきっとそれなんだと思います。ウレタン塗装は剥がすことはとても難しいようです。これはなんとなく調べて知っていたのですが、やってみたら「やっぱり」という感じでした。

ベッドヘッドは粗大ごみに。取り外して広くなった

取り外したベッドヘッドはとても重く、2階から下まで運び出すのがとても大変そうだったので、電動ノコギリで二つに切断。電動ノコギリはリョービのASK-1000。かれこれ10年くらいは使っていますが、庭木の剪定やゴミ処理など、大活躍しています。

私の地域では、電動ノコギリでもっと小さく切れば、一般ごみでも出せそうでしたが、大変なので粗大ごみに出すことにしました、粗大ごみの直接受け入れ施設がある地域なら、安く処分できるのでおすすめです。10kg以上あるベッドヘッドでしたが、処分の料金は300円ほどでした。

安いわっ

ベッドヘッドを外した部分を念のため補強します。本体とベッドヘッドを連結していた金具のところを、端材で固定。
ベッドヘッドのリメイク
底の板と枠を1箇所だけビス止め。
ベッドヘッドのリメイク
壁に寄せると、ベッドヘッドの分だけ部屋が広くなりました。強度も大丈夫そうです。
ベッドヘッドのリメイク

木材を置くだけで、簡単でおしゃれなベッドヘッドに

出窓の下に間接照明もつけてきました。両面テープで貼るだけなので簡単です。いい雰囲気!
おしゃれな寝室
これだけでも、まぁいいっちゃいいんですけど・・・。ちょっと寂しい気もしたので、家にあった木材を置いてみると・・・。
ベッドヘッドのリメイク

いいんじゃない!?

ほんとにポンと置いただけですが、ナチュラルでシンプルな感じ。イメージ通り!

この木材はサーモウッドと言って、ウッドデッキの修理をするときに購入して、余っていた木材です。資材館などがある、少し大きめのホームセンターで購入したものです。確か4,000円くらいだったと思います。

カバーリングはニトリや無印。ナチュラルなイメージで統一しました。枕カバーや布団カバー、ケットなどを白やベージュ、ブラウンなどを組み合わせるとナチュラルな雰囲気でまとめられます。枕だけではなくアクセントクッションなどを足すとおしゃれになりますね。

簡易ベッドヘッドに進化

※2022年9月追記
置いてあった木材に簡単に足をつけて進化させました。このように三箇所ビスで斜め打ちをして・・・
簡易ベッドヘッド
ベッドと壁の間に挟みました。
簡易ベッドヘッド
そして、枕で隙間を隠蔽!!簡単ですが、ベッドヘッドらしくなりました。
簡易ベッドヘッド

まとめ

ベッドの作りは割と簡単で、四角に組まれた枠組みに板を乗せてあるだけです。そこに機能性とデザイン性を高めるためにベッドヘッドをプラスしますが、ネジだけで固定されている場合は、簡単に取り払うことができます。

ベッドを支える土台である枠組の部分は、掛け布団やケットなどで隠れてしまうので、ベッドヘッドを変えるだけで、まるで新しいベッドに変えたかのようにイメージを変えることができます。

ベッドヘッドを変えて、お部屋のイメージチェンジをしてみませんか?参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございます。