のりなし壁紙は難しかった!一番うまくいった方法はコレ

壁紙の張り替えは、今やDIYで簡単にできるようになりました。私も自分の家の12畳の部屋を、1人で張り替えたことがありますが、とても綺麗に、思ったよりも簡単に張り替えることができました。

今回は遠方の現場ということもあり、マイペースで進めるために、のりなしの壁紙を購入したのですが、これがとっても難しく、糊付き壁紙のように、簡単に貼ることができませんでした。

ですが、のりなし壁紙のメリットもありました。今回の失敗の原因や、のりつき壁紙との違い、一番うまくいった方法などをご紹介しますので、これから施工する方の参考になれば嬉しいです。
youtube動画はこちら

壁紙はのりつき?のりなし?どっちがいいの?

のりつき、のりなしにはそれぞれメリットデメリットがあります。両方の特徴を理解した上で、どちらがご自身に合っているかを判断しましょう。

のりつき壁紙のメリット

のりつき壁紙の良い点は施工が簡単なことです。のりがしっかりついた状態で届きますので、のりをつける手間がないこと。また、裏にメモリのついたシートが付いていますので、カットするのも簡単です。

初心者でも失敗なくできるというところが最大のメリットかと思います。

のりつき壁紙のデメリット

反対にのりつき壁紙のデメリットは、届いたら2〜3週間のうちに施工しなくてはいけないので、壁紙の発注のタイミングが難しいところです。注文してからどのくらいで発送されるのか、いつ届くのか、期限内に施工できるのか。

これらを考慮して発注しなくてはいけません。余らせてしまうと使用期限がすぎてしまいますが、足りなくなってしまうのも問題です。このようなことから発注する量にも注意が必要です。

また、のりのついた状態で届くため、かなり重く持ち運びは少し重労働になります。

のりなし壁紙のメリット

それではのりなし壁紙はどうでしょうか?まずメリットですが、のりがついていないため、施工期限もなく、マイペースで進めることができること。のりがついていないのでのりつきよりも軽いところです。

のりなし壁紙のデメリット

反対に、のりなし壁紙のデメリットは、のりをつける作業に時間がかかって大変なこと。しっかりのりをつけるコツを知っておかないと、失敗しやすいことです。

のりなし壁紙は、のりつき壁紙よりも1mで200円ほど安く売っていますが、のりやハケ、養生シート、カットテープなどを別に購入することを考えると、返って高くなるのでは?と思ったりもします。

壁紙が届くまでの日数

下の表は、実際に壁紙を注文してから届くまでの日数の比較です。のりつき壁紙には施工期限があると知っていただいた上で、発注の参考にしていただければと思います。

購入日 発送完了メール 届いた日 購入から到着まで
のりなし壁紙 6月29日(火)  7月1日(木) 7月2日(金) 4日
のりつき壁紙 11月30日(月) 12月2日(水) 12月3日(木) 4日
のりつき壁紙 11月14日(土) 11月17日(火) 11月18日(水) 5日

のりなし壁紙は1回。のりつき壁紙は2回購入した経験があります。どちらも壁紙屋本舗さんの楽天市場店から購入しています。細長いダンボールで梱包され、佐川急便で届きました。

注文した時間などにもよりますが、のりなし壁紙ものりつき壁紙も、4日くらいで到着しています。

DIYでのりなし壁紙を貼る方法

壁紙を販売しているお店のホームページでは、のりつき壁紙の貼り方は詳しく紹介していましたので、のりをつけた後の壁紙の貼り方はここでは割愛します。

一方のりなし壁紙への、のりの付け方を解説しているところが少なかったので、職人さんのYouTube動画を主に参考にさせて頂きました。職人さんによっても色々なやり方があって、使う道具も、ハケやローラー、ヘラなどさまざま。

全て試しましたが、失敗した(難しかった)やり方もありました。ここでは、自分で色々な方法を試して一番うまくいった方法を紹介します。

床を養生する

たいらな床に、マスカーや養生シートなどで養生します。綺麗にムラなくのりをつけるための大切な前準備です。

端をハケで塗る

端をハケで塗ります。ハケでたっぷりとのりをとり、ムラなく塗ります。
のりなし壁紙

カットテープ、ジョイントテープを貼る

端をある程度塗ったら、すぐにカットテープやジョイントテープを貼ります。端は乾燥しやすいのですが、なるべく早めに保護することで、乾燥防止になります。

ジョイントのある場所にはジョイントテープ、ジョイントのない場所にはカットテープを貼ります。
のりなし壁紙

真ん中をローラーで塗る

両端にテープを貼れたらローラーで真ん中を塗ります。ローラーでたっぷりのりを取り、まんべんなく塗ります。
のりなし壁紙

折り畳む

両端と真ん中を塗り終えたら、折り畳みます。
のりなし壁紙
ここまで終わったらまた、端を塗り、テープで保護した後真ん中を塗り、折り畳むを繰り返し、最後はふたをするように折り畳みます。
のりなし壁紙

ビニール袋に入れて馴染ませる

塗り終わったら、乾燥しないようにビニール袋に入れ、10分ほど置いてのりを馴染ませます。
のりなし壁紙

  • のりはつけすぎ?と思うくらいたっぷりと
  • 端は特に乾燥しやすいので注意
  • 端を塗るのはハケ、真ん中はローラーがベスト

まとめ

のりなし壁紙を購入して、自分でのりをつけて壁紙を貼るのは、とにかく大変でした。今回紹介したのりの付け方を見つけ出すまでは、端っこから乾燥してしまって、貼り付けている最中に剥がれてきてしまったり、ジョイントが綺麗に仕上がらなかったり、失敗もしました。

のりつき壁紙を経験した後にのりなし壁紙を使ってみると、倍くらいの時間がかかるような感覚です。多くの部屋をできるだけ早く楽に張り替えたいのであれば、のりつきをおすすめします。ただ、慣れてくるとのり付けの作業も楽しくなってきます。

マイペースで楽しくゆっくり進めたいのであれば、一度のりなし壁紙にも挑戦するのも良いと思います。最後までお読みいただきましてありがとうございます。参考になれば嬉しいです。