アイアン風のおしゃれなトイレットペーパーホルダーを DIY

おしゃれなトイレットペーパーホルダーを安く簡単に作りたい!そう思って考えてできたものがこちらです。塩ビパイプにアイアンペイントを塗って、アイアン風にすることで安くできたことはもちろん、とても軽くできました。

簡単にできますので、ご興味があれば参考になさってくださいね。
youtube動画はこちら

トイレットペーパーホルダーの作り方

それでは、まず簡単に手順を説明します。

step1
木材を塗装する
土台となる板を、好きな色に塗装します。
step2
塩ビパイプをカットする
板の大きさに合わせて、塩ビパイプを好きなサイズにカットします。
step3
塩ビパイプを接着する
塩ビパイプの各パールを接着剤で接着します。
step4
塩ビパイプを塗装する
アイアンペイントを使って、塩ビパイプをアイアン風に塗装します。
step5
サドルバンドで固定する
塗装した板と塩ビパイプで作ったパーツを、サドルバンドで固定します。
step6
アイアンブラケットを壁につける
壁にアイアンブラケットを取り付けます。壁に下地がない場合はアンカーなどを使います。
step4
本体を取り付ける
アイアンブラケットに、出来上がったトイレットペーパーホルダーの本体を取り付けて完成です。

次に各工程を詳しく説明します。

木材を塗装する。

トイレットペーパーホルダーのDIY
今回用意した木材は、ホームセンターの工作材のコーナーにあった朴(ホオ)という木材です。10mm厚で、巾が450mm、奥行きは120mmです。オイルやワックス、ペンキなど、好きな塗料で塗装しましょう。

今回はオールドウッドワックスのアンティークグレーを使用しました。

塩ビパイプをカットする。

トイレットペーパーホルダーのDIY
塩ビパイプをカットするのは、ノコギリでもできますが、パイプカッターを使うと簡単に綺麗に切ることができます。

トイレットペーパーホルダーのDIY
このように、少し長さを変えたものを2本と、
トイレットペーパーホルダーのDIY
エルボとエルボを連結させるためのものを一つカットします。

塩ビパイプを接着する。

トイレットペーパーホルダーのDIY
カットできたら、各パーツを塩ビパイプ用の接着剤で接着します。

塩ビパイプを塗装する。

トイレットペーパーホルダーのDIY
塩ビパイプの塗装には、アイアンペイントを使いました。スポンジでポンポンと叩くように重ね塗りします。ボコボコした感じがまるで本物のアイアンのようです。

サドルバンドで固定する。

トイレットペーパーホルダーのDIY
塩ビパイプの部分と板を固定するのには、サドルバンドを使います。このように半分塗ってから固定して、残りの半分を塗装するようにするとやりやすいです。

アイアンブラケットを壁につける。

トイレットペーパーホルダーのDIY
トイレットペーパーホルダーを石膏ボードに取り付けるには、アンカー使ってしっかりとビス止めする必要があります。トイレは家族全員が毎日使い、ホルダーもその度に負荷がかかっているため、しっかりと取り付ける必要があります。

石膏ボードの下に柱があればいいのですが、下地センサーと下地探し針を使って探してみましたが、ちょうどいい位置に柱がなかったため、アンカーを使いました。

アンカーを使って、まずはアイアンブラケットを二つ、水平になるように注意して壁に固定します。

本体を取り付ける。

トイレットペーパーホルダーのDIY
最後に、壁に取り付けたアイアンブラケットに、本体をビスで固定します。これで完成です。

トイレットペーパーホルダーもDIYなら安くできる

今回の材料費はこちらです。(塩ビパイプは2mのものが安かったので、それを買いましたが1mで十分足ります。)塗料は家にあったものなので、代金には含んでいません。

また、塩ビパイプを塗装するのが面倒な場合は、黒のパイプもあります。(アイアンの質感はありませんが・・)

工作材 450×10×120mm 1枚 298円
塩ビパイプ VP13 2m 180円
エルボ VP13用 2個 @28円 56円
キャップ VP13用 2個 @35円 70円
サドルバンド VP13用 2個 バラ売りがないので一袋購入 128円
塩ビパイプ用接着剤 1本 198円
アイアンブラケット 2個 @298円 596円
合計 1,526円

塩ビパイプの選び方

塩ビパイプはホームセンターなどに安価で売っている水道用の資材です。VPとVUがあって、私が使ったVPは肉厚でしっかりしています。VPのあとに付いている数字は太さを表しているもので、種類は色々あります。

最初、家に余っていたVP20の塩ビパイプで作ったのですが、ちょっと太すぎてごつい感じになってしまったので、VP13で作り直しました。エルボやキャップ、サドルバンドは、購入したサイズに合うものを購入しましょう。

トイレットペーパーホルダーのガタガタから解放

トイレットペーパーホルダーがガタガタして、壁からもげそうな状態になったまま、だましだまし使っていました。どんどん穴は大きくなってしまったため、簡単に直したときの記事がこちらです。
トイレットペーパーホルダーが外れる!危機回避の秘策

協力な両面テープで壁に板を貼って、その板にトイレットペーパーホルダー をビスで止めるという荒療治でしたが、割としっかりしていて、3年間普通に使えて、ガタガタのストレスからは解放されました。

今回のものをつけるにあたり、パテ材で以前できた穴を塞ぎました。穴は塞がったものの、壁紙が壊滅的でしたので、パテを塗った部分が隠れるように取り付けて、ちょっとした小物で隠すようにしています。

いずれトイレの壁紙を張り替える時は、またしっかりと直したいと思います。

下地センサーと針を使って、壁の裏側の柱を探しましたが、ホルダー を取り付ける位置に柱は見つかりませんでした。石膏ボードにビスで固定するしか方法がないので、アンカーを利用して取り付けました。

トイレットペーパーホルダー がもげそうな状態で使い続けてしまうと、穴が大きくなって直すのも大変です。少しでも緩みがあったら、穴が小さいうちに位置を少し変えて付け直すなどの対処が必要ですね。

まとめ

木材とアイアンは、シンプルでおしゃれな組み合わせですよね。塩ビパイプをアイアンペイントで塗装すると、簡単にアイアン風に変身します。塩ビ用の接着剤を使うと、かなりしっかりとしますので、トイレットペーパーをガラガラまいても大丈夫です。

4つのアンカーを使い、しっかりと固定しましたので、長く使えるのではないかと思います。ちょっとしたものを置けるスペースができたことも良かったと思います。

参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。