部屋に体が全部映る鏡が欲しいけれど、置くところがない!色々考えた結果、鏡をドアに貼り付けることを思いつきました。実際自分で貼るとなると色々な疑問や不安がありましたが、施工方法を学べばDIYでも正しく取り付けることができます。
ドアに鏡は付けられるのか?安全に取り付ける方法は?
クローゼットの扉やタンスの扉に鏡が設置されていることがあるように、室内ドアにも鏡は取り付けられます。ただし、気をつけなくてはいけない点もいくつかあります。
まずは重量です。姿見のように全身が映るような大きな鏡になると、それなりに重くなってしまいます。ドアは開けたり閉めたりする場所なので、なるべく軽い方が負担も少なくなります。
そのため、鏡は薄いものを選びます。5mmの鏡がごく一般的な普通の鏡ですが、それよりも薄いものがいいです。私が選んだのは3mmの厚さの鏡で、薄型ミラーの部類に入ります。
もう一つは施工方法です。鏡を取り付ける方法には色々ありますが、しっかりと貼り付けられるようなやり方で行いましょう。鏡の販売店などでは、取り付け方法を詳しく説明していますので、それに従って取り付けを行います。
安全に鏡を取り付ける方法
鏡の取り付け方法は、取り付ける場所や鏡の重さによって異なりますが、ミラーマットとミラーボンドを使って貼り付ける。この方法なら安全に取り付けられそうです。
ミラーを上と下で支える金具を使う場合、ミラーボンドは必要なさそうですが、私の場合、このようにドアのへこんだ箇所の内側に貼りたかったので・・・。
完成したときの見栄えを考えると金具を使いたくありませんでした。なのでミラーマットとミラーボンドを使う方法を採用しました。
鏡の購入
鏡はオーカベガラスさんでサイズオーダーで購入しました。以前、浴室の鏡も購入しましたが、良い品がお手頃価格で購入できて良かったので、二度目の利用です。今回もミリ単位で指定しての注文です。
計測を間違うと残念な結果になるので、慎重に。何度も何度も測り直して、何度も何度も確認して注文しました。注文してから加工するので少し時間がかかりますが、しっかりと梱包されて素敵な鏡が届きました。サイズもぴったり!
鏡を取り付けるための、速乾ボンド、ミラーマット、ミラーボンドも一緒に購入しました。
実際の取り付けの様子
それでは実際に取り付けた時の様子を説明しますね。
ミラーボンドは、先端をハサミなどでカットしてから絞り出します。手絞りでもできますが、コーキングガンを使うと楽に塗れます。
ミラーマットの表面のシールを剥がしたら、台のうえにミラーも乗せて、貼る位置の下の部分に鏡を合わせます。
曲がっていないかを確認できたら一気に押し付けます。ここは一発勝負です。貼り直しはできないので慎重に!
完成です!
しっかりと貼りつきました。びくともしません!いい感じです!空間が広がったようなイメージになりました。
鏡の貼り付け費用はどのくらい?
かかった金額はこのくらいです。
鏡 | 1枚 | 12,000円 |
ミラーマット | 8枚 | 500円 |
速乾ボンド | 1個 | 250円 |
ミラーボンド | 1個 | 900円 |
送料 | 3,000円 | |
合計 | 16,650円 |
業者に貼り付けまでお願いすると、このほかに施工料金と出張費用がかかります。この金額プラス30,000円くらいだと思います。自分でやればその分が節約できますね。
ドアの塗装
最後になりましたが、ドアの塗装についても少し説明しておきますね。この扉は、もともとダイノックシートが貼られていたものに、水性ペンキを塗っています。後から鏡を貼ることを考慮して、真ん中だけ残しておきました。
ドアにペンキを塗る方法についてはこちらに書いています。良かったらお読みくださいね。
家中のドアを全部ペンキで塗ってみた!DIYでセルフリノベーションベースはイマジンウォールペイントのヤマザクラ。マットな質感のくすみピンクです。これを少しムラを残すように塗り、完全に乾燥させてから、ノボクリーンという白いペンキを、ところどころに重ね塗りしました。
少しかすれるような感じで、軽く塗るのがポイントです。さらに乾かして、最後にキシラデコールという塗料を重ね塗りしました。影を作るようなイメージで、くぼんだところに色を入れると、立体感がでます。
目指したのは、エイジング塗装のようなイメージ。自分的には満足です。
まとめ
大きな鏡を設置した部屋にいると、まるで向こう側にもう一つ部屋ができたような錯覚を起こします。予想以上に、部屋が広く明るく感じるようになりました。全身が映る姿見は洋服選びにも重宝しますし、ドアにつけると壁を潰さなくても済むというのも良い点でした。
難しく感じてしまう鏡貼りですが、メリットがたくさん!いきなり大きい鏡に挑戦するのは勇気がない・・・と思うなら、まずは小さい鏡から挑戦するのもいいですね。
何かの参考になれば嬉しく思います。最後までお読みいただきありがとうございました。