DIYでもとどいた!階段のペンキの塗り方

DIYで壁のリフォームをする場合、一番の難所は階段の壁ではないでしょうか?脚立を置くスペースもないし、大工さんのように、足場を作ることは難しいと感じます。

玄関ホールを綺麗にペンキ塗りをすると、そこから続いている階段の壁がなんとも汚く見えてしまう・・・。そこで階段の高い壁をなんとか足場なしでペンキ塗りができないか・・・。考えた結果、ある方法で綺麗に塗ることに成功しました。

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DIYで階段の壁をリフォームするなら、断然ペンキ塗り!

漆喰塗りなどの塗り壁、壁紙の張り替え、板張り、ペンキ塗り。壁のリフォームにはこんなものがあります。私は漆喰塗りと壁紙の張り替え、ペンキ塗りを経験しました。

漆喰塗りは絶妙な鏝さばきが必要になりますし、壁紙はしっかり手で支えて平行に貼り付けなければいけません。この二つは足場なしで高い壁に施工するのは不可能だと思います。

それに比べるとペンキ塗りは、そこまで繊細な動きは必要ないので、塗ることは可能です。それでもかなりの高さがある場合、綺麗に塗るには方法を考える必要があります。

我が家の壁は、天井と壁の境目に周り縁が貼ってあって、これがなかなかのくせものです。ローラーでは綺麗に塗ることは難しそうですし、マスキングテープを貼ることもできないので、毛のハケでも難しそう・・。

階段の壁のペンキ塗りに使った道具

そこで私が使ったのは、この2種類のスポンジハケです。どちらもホームセンターで購入できます。小さいハケは200円くらい。大きいハケは700円くらい。長柄は1,000円くらいでした。

階段のペンキ塗り
階段のペンキの塗り方

小さい方のスポンジハケは、長柄に接続できなかったので、ビニールテープでしっかり固定します。キュッとひっぱりながら数回巻きつけると、きっちりと固定できました。

階段のペンキの塗り方

大きい方のスポンジは長柄に接続できるタイプですので、そのまま使えます。先端にくるくるとねじ込むだけです。

スポンジハケのいいところは、先端が直角なところです。安定感もあるので、毛のハケよりも簡単にムラなく塗れると思います。大きい方のスポンジハケは、手の届く壁の塗装にもよく使っていました。

使用したペンキは、ノボクリーンという白い水性ペンキです。

コスパの良いペンキです

ノボクリーン

階段の壁は面積が広いので、ペンキの量も結構必要です。ノボクリーンは16Lで8,000円ほどでした。1缶購入して、ロフトのある高い天井の部屋と、玄関ホールから階段の上から下まで全部塗れました。

クリーム感はなく、真っ白。純白というイメージの壁になります。マットなつや消しが素敵で、部屋の中がとても明るくなります。

※部屋のペンキ塗りについての記事はこちらをどうぞ。
壁紙の上からペンキ塗り。簡単DIYなのにまるで新築♪

高い壁に綺麗にペンキを塗るコツ

まずは、ホコリなどを取るために綺麗に掃除します。雑巾を挟んで使うモップを利用しました。

次に小さいハケで高いところと細かいところを塗ります。周り縁の下にピタッとハケを置き、グッと力を入れたまま垂直に下ろします。ピタッと置いて下ろすを繰り返して周り縁周辺を塗り終えたら、入り隅などの細かい部分も塗ります。

そんなに高い場所でなければ、ハケを平行に動かしても割と綺麗に塗れました。

階段のペンキの塗り方

細かい部分が塗り終えたら、大きいハケに付け替えて、大きい面をじゃかじゃか塗っていきます。今回使ったこの大きなハケは、ヘッドの角度が変えられるので、正面から塗れないような場所でも簡単に塗ることができました。

階段のペンキの塗り方

階段の踊り場部分を過ぎると、長柄を縮めて手を伸ばせば届くようになります。ここまできたらもう楽勝です。

全体的に二度塗りをすると綺麗に仕上がります。難関だった高い部分は。小さいハケは使わずに、大きいハケでざっと仕上げ塗りをしました。そんなに見上げることもないですし、高い場所は多少のムラは見えません(笑)

手すりの塗装も

せっかく手すりを外したので、こちらも塗装することにしました。ツヤツヤの質感がちょっと気になったので、ヤスリで削ってから、ワックスを塗りました。使用したのはオールドウッドワックスのアンティークグレーです。

オールドウッドワックス

手すりのビスがとても硬くて外すのに苦労しました。この縦についた手すりは、ドライバーが入りにくいわ、ネジは硬いわで、外すのを諦めました。

階段の手すり塗装

こちらの2本はツヤ感が消えて、ナチュラルな雰囲気になりました。

階段の手すり塗装
階段の手すり塗装

こちらは玄関の手すりですが、ワトコオイルで塗った箇所です。色はエボニー。少し濃い色になりますがこちらも素敵なお色です。

階段の手すり塗装

まとめ

家の中をリフォームする場合、面積の広い部分を綺麗にすることで見違えるように明るくなります。広い面積といえば壁や天井、床やカーテンなどがありますが、その中でも壁の色は、印象を大きく左右する要素があります。

足場を確保しにくい階段の壁は、半分諦めていたのですが、ハケを使って綺麗にペンキを塗ることができました。階段は後回しになりがちですが、真っ白なペンキで見違えるほど明るく素敵になりましたよ!

少しでも参考になることがありましたら嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございます。

階段が明るい雰囲気に!DIYで白くリメイク