パソコン作業を長時間やっていると肩が凝ったり、背中が痛くなったりしますね。特にノートパソコンの場合、視線が下の方になってしまうので、姿勢が悪くなりがちのような気がします。
高さや角度を変えて、楽に作業できるようにするノートパソコンスタンドが市販されていますが、木材を使いおしゃれに作ってみたいと思います。
youtube動画はこちら
完成したパソコンスタンドの全貌
まずは全体図からご紹介します。
パソコンよりもひとまわり大きいサイズになっています。2×4を箱状に組み、箱状になった本体の上に板を乗せています。上の板がフタになるような仕様です。フタの部分はキャビネット蝶番で開閉できるようにしました。
そうすることで、パソコンを乗せた時に斜めになります。斜めになった時にパソコンが落下しないように、ストッパーの役目となる板を付けました。フタを開けて、端材を挟んで使っています。
中に、ちょっとしたものを収納することもできるので、マウスや文房具など、机の上で散乱しがちなものをスッキリまとめておくこともできます。
ノートパソコンスタンドの材料
このノートパソコンスタンドは木材と金具だけでできているので、とっても安く作ることができます。ふたの部分はホームセンターで手に入れた端材です。
ホームセンターで木材カットをする時、「端材を持ち帰りますか?それとも不要ですか?」と聞かれるんです。それで「端材不要」として置いていかれたものを、売っていることがあるんです。
木材カットサービスのあるホームセンターに行くと、端材を安く手に入れることができますよ。私の場合もパソコンのサイズをあらかじめメモしてホームセンターに行き、いい感じの端材を手に入れました。
フタ部分 | 端材(合板) | 1枚 |
ストッパー部分 | セリアの角材 (4.5×3.5 厚さ1cm ) |
1本 |
箱部分 | 2×4のホワイトウッド | 6フィート |
キャビネット蝶番 | 2個入り | 1セット |
2×4は購入したホームセンターでカットしてもらいました。厚みのあるものはノコギリで切るのは大変なので、カットしてもらうのがオススメです。正確で綺麗にカットしてくれますので。
ノートパソコンスタンドの作り方
まずは木材に塗装をします。もちろん塗装しなくてもOKです。元々の木の風合いを楽しむのもアリです。私はワックスやオイル仕上げが好きなので、ワトコオイルやオールドウッドワックス などをよく使います。
今回は、オールドウッドワックスのアンティークグレーを使いました。古木のような感じになると人気のワックスです。
塗装が乾いたら、次は2×4をビスで箱状に組み立てます。
次にキャビネット蝶番を使って、組み立てた本体にフタを取り付けます。実際に仮置きしてみて、動きを確認すると良いです。
本体に取り付けてから・・・
ふたの方にも固定します。
セリアで買った木材は、パソコンが落ちないようにするために、ストッパーとして使います。
片面だけ塗装をしてから木工ボンドを塗って、
クランプで圧着して一晩置いておけばしっかりと固定出来ます。
出来上がり!
このようにフタを開けると、中に書類やデスク周りのの小物を収納できます。今回は底板をつけませんでしたが、底板をつければ収納BOXとしても利用できますね。
まとめ
椅子の高さと机の高さがパソコン作業に適したものになっていないと、腰が痛くなってしまいます。また、ノートパソコンの場合、デスクトップに比べると猫背になりがちかと思います。
パソコンを置く高さを少しあげてから、斜めに置くことによって視線が上向きになりますので猫背になるのを防ぎ、楽に作業することができます。
ノートパソコンスタンドは市販もされていますが、5,000円以上します。木材で作れば材料費も安くできますし、インテリアにも馴染んでとってもおしゃれな感じになりますね。とても簡単にできますので、興味があれば自作してみませんか?
参考になれば嬉しいです!最後までお読みいただきありがとうございます!