ペンキ塗りと言うと、難しそうとか失敗したらどうしよう・・・というイメージが強かったのですが、最近はとても良い塗料が販売されていて、実際にやってみるととても簡単に安く、まるで新築のように綺麗にすることができました。
この記事では使用したペンキなどの材料や、道具。ペンキ塗りの過程などを紹介します。DIYを楽しんでいる方や、居心地の良い住空間を求めている方の参考になれば嬉しいです。
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ペンキ塗りに必要なもの
結論から言うと、これだけあれば十分だと思います。
- ペンキ
- ハケ
- 壁パテ
- マスキングテープ
- マスカー
スポンジ刷毛が塗りやすかった
ペンキに関してはこのあと詳しく書くとして、その他のものについて説明しますね。まずはハケですが、私がまず最初に使ったのはローラーと100均のハケです。大きい面はローラーで。ローラーでは塗りにくい端の方はハケが良いです。
ローラーは新しいものだとふわふわな分塗りやすく、仕上がりも綺麗です。やっている途中で潰れてきたな・・・と感じたら早めに新しいものに替えるのが良いと思います。
ものすごく細かい場所は、筆のようなものを使いましたが、これがとてもよかったです。(道具箱で眠っていたお習字の筆を使いました)
ローラーを使っていて、くるくると回すときにペンキが飛び散るのが嫌だなぁ・・・と思ったので、四角いスポンジのハケ(スポンジ刷毛)を買ってみたのですが、個人的にはこっちの方が良いと感じました。
真四角なので、端っこの方まで綺麗に塗りやすく、ペンキが飛び散らない!一気に塗ることができるので、作業効率もアップします。
塗る時にペンキを入れる容器は、ローラーネットがセットになった、バケツのセットを買いました。とても使いやすいので良いのですが、後片付けが少し面倒。
広い面を塗るときにはバケツを使い、隙間時間でちょこっとやりたいときは、お肉が入っていたトレイに出して、終わったらポイと捨ててしまいました。
穴や傷がある時は壁パテを
傷んだ壁の補修には、壁パテを使用しました。壁紙がめくれているところ、画鋲のあとなどの穴、ぶつけてできた傷などです。穴や傷にパテを塗り、セットされているヘラで平にならします。完全に乾いてからやすりをかけると滑らかになり、ペンキも綺麗に乗るようになります。
掃除機をぶつけて大きくえぐれてしまったようなところも、直すことができました。
マスキングテープとマスカー
マスキングテープできっちりと境界線をカバーします。大きな面になればなるほど、塗っている最中にペンキが床に垂れてしまうので、床の養生も必須です。ブルーシートなどでもOKですが、後処理のことを考えると、終わったらくるくるっと丸めてポイっと捨てられるマスカーはとても便利です。
マスカーはビニール袋のような素材にテープがついたもの。マスキングテープの上にざざっと貼って広げます。ドアなどを保護するのも手早くできるので、とても便利です。
マスキングのポイントは、貼ってから指でなぞってしっかり密着させること。隙間があるとペンキがにじんでしまいます。そして乾く前に剥がすこともポイントです。
でも、少しはみ出してしまっても大丈夫。完全に乾いてから、スクレイパーなどでこそげ取るようにすれば、割と綺麗にリカバリーできます。
おすすめ白ペンキはノボクリーン
真っ白な壁にすると、部屋が一気に明るくなりますね。白いペンキを探していて行き着いたのがノボクリーンです。このペンキ、なんといってもコスパが良い。まるまる一部屋とか、広い面積を塗るなら、ノボクリーンがコスパ最強です。
16kg入りの缶で値段は8,000円弱。一缶で塗れたのは、ロフトがあって天井が高い8畳の部屋の壁と、玄関ホールから続く階段を上から下まで全部塗ることができました。
匂いも全くと言っていいほどありませんし、塗りやすく仕上がりも綺麗。艶消しタイプはマットな仕上がりでとてもおしゃれです。ただ小さい缶がないので重いです。たくさん入っているので、ちょこっと塗りたい場合は不向きです。(余ってしまうので)
下塗りにシーラーは必要?
これも結論から言いますと、必要なかったと私は思います。シーラーには塗料のノリをよくする効果と、アク止めの効果があります。我が家の壁は古くて汚れも目立っていたので、最初はシーラーを塗っていました。
壁紙に相当の汚れやダメージがなければ、シーラーを塗らずに、直接ペンキを塗っても大丈夫な気がします。不安な場合は、目立たない場所で試してから施工するといいかもしれませんね。
ちなみに、廻り縁(まわりぶち)もペンキを塗りました。ダイノックシートが貼られていたので、ミッチャクロンというプライマーを塗ったのですが、こちらもなくても大丈夫でした。
一度塗りではムラが残るのですが、二度塗で綺麗になりました。ただ、出窓の天板やドアなど広い面積があって、ダイノックシートが貼ってある場所は、プライマーを塗ったほうがいいですね。
水性ペンキの片付け方法
水性ペンキは、割と簡単に落とすことができます。ハケなど、塗装に使った道具は、乾く前に水洗いすれば繰り返し使えます。水を流しながら大体落とせたら、最後に食器洗い用の洗剤で洗うと、スッキリと落とせます。
塗装中に、服についてしまったこともありますが、早めに処置すれば簡単に落とせましたよ!
まとめ
ドキドキは最初だけ。初めてみるととにかく楽しいペンキ塗りでした。壁の状態がよほどひどくない限り、下地処理もそれほど神経質にならなくても良さそうですし、水性ペンキは塗りやすくて初心者の私でも綺麗に仕上げることができました。
お部屋のイメージチェンジとしてペンキ塗りに挑戦してみてはいかがでしょうか。