捨てようと思っていた、古い扇風機。 黄ばみもひどく、リビングに置いておきたくないものでした。なんとかリメイクできないかと考え、塗装するだけで、アイアンの質感を出せるアイアンペイントという塗料を使ったところ、オシャレでかっこいい雰囲気の扇風機に生まれ変わりました。
ターナーのアイアンペイント
私が使ったのはターナー色彩のアイアンペイント(アイアンブラック)です。以前、塩ビパイプで棚を作った時にも使いました。
塩ビパイプとアイアンペイントでおしゃれな棚をDIY
200mlの小さなボトルですが、まだ3分の2以上余っていました。今回、ごく普通のサイズの扇風機を隅々まで塗装しましたが、まだまだ余っています。ほんの少しでも劇的にオシャレになるので、コスパ面でも優秀だと思います。
ミッチャクロンというプライマーを使用
塩ビパイプに塗った時は、下地はせず直塗りしましたが、今回は扇風機の材質が不明だったので、塗装前にプライマーを使うことにしました。ミッチャクロンのスプレーです。
まずは扇風機をできる限り分解。汚れなどを綺麗に掃除してから、一つ一つまんべんなくスプレーを吹きかけます。セメダインの匂いがきついので、換気をしながらやるか、外でやった方がいいかもしれません。
スイッチの部分をどうするか迷ったのですが、デザイン性を優先して、全部塗装してしまうことにしました。ボタンの文字を残したい場合はマスキングテープなどで保護してくださいね。
全体的に塗れたら乾燥させます。私の場合、夜ミッチャクロンを吹きかけたあと、そのまま一晩乾燥させました。部屋中にセメダイン系の匂いが充満しましたが、2時間ほど換気をしたら消えました。
扇風機にアイアンペイントを塗ってみる
プライマーが乾いたら、早速アイアンペイントを塗っていきます。ボトルの口が小さいので、パレットなどに、少しづつ出して使うといいです。お皿にラップをして使ってもOK。終わったらラップだけ捨てればいいので簡単です。(お皿の外側までガードするのが良いです)
まずは土台の部分から。台所用のスポンジを使って、ポンポンと叩くように塗っていきます。こうすると、ちょっとデコボコした感じになるので、ますますアイアンっぽくなります。
組み立てた時に見えなくなってしまう箇所は塗らなくてOK。
大きい面はスポンジで、細かい部分やスポンジが届かないところは、小さめのハケでやるといいです。
扇風機のアイアンペイントにプライマーは必要?
アイアンペイントを塩ビパイプへ塗装したときは、プライマーなどの下地処理をせずに直塗りしました。問題なく素早く塗れましたし、半年以上経った今も塗装が剥がれるということも全くありません。
今回の扇風機の塗装ではミッチャクロンというプライマーを使用しました。プライマーがまんべんなく付着できた場所は、綺麗に塗装が乗ったと思います。
ただ、プライマーを塗り忘れたところ(扇風機の首を伸ばしたときに出てくる箇所など)は、やっぱり少しツルツル滑ってしまう感じでした。でも、全く塗れないという感じではなかったです。
それと、扇風機の羽をガードするメッシュの部分。プライマーが乗りにくかったのか、そもそも塗りにくい箇所なのか・・・正確にはわかりませんが、ムラになりやすい感じでした。
でも、少しムラになっている感じも雰囲気が出てしまうのが、アイアンペイントの優秀なところなのかもしれませんね。
まとめ
塗りつぶしてしまったスイッチ部分が少し心配でしたが、問題なく動きました。この扇風機は、購入してから20年くらい経つもので、数千円という安価なものだったと思います。動きはまだまだ正常なので使うことができるけど見た目がどうも・・・
ということで、人目のつかない寝室などで使うことが多かったのですが、これでリビングでも使えると思います。初めてでもそう難しくないので、よろしければ試してみてくださいね。