築20年の我が家の階段は、いたって普通の階段。この階段を、もう少し明るい雰囲気にしたいと思い、色々考えました。壁紙の張り替え、踏み板のつや消し塗装、手すりの塗装など、いくつか方法はあったのですが、一番簡単にできるのが蹴込み板と言う部分を白くする方法です。
※動画にもしてありますのでよろしければご覧くださいね。
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リメイクシートではなく、壁紙を使った理由
リメイクシートは白が少ないから。(カラフルなプリントが多い)
壁紙は幅広で使いやすいから。
無地の白の壁紙はとっても安くて、1m200円ちょっとで買えました。今回使用したのは3m50cmほどですので、かかった壁紙の代金は700円ほど。この値段は魅力的でした。壁紙は幅が90cmくらいあるので、普通の階段なら横幅は十分足ります。
一方リメイクシートを同じ店舗で探したら、10倍以上しましたし、100均で揃えたとしても、倍以上かかると思います。さらに横幅が階段の横幅に足らないサイズばかりだったことも理由の一つ。
リメイクシートは遊び心のあるカラフルなものが多いので、ポップで華やかにリメイクしたい方は、リメイクシートの方が良いかもしれません。また、リメイクシートは貼るのがとても簡単なので、手軽にリメイクしたい方はリメイクシートを使うのも良いと思います。
階段の蹴込み板に壁紙を貼る方法
基本的には壁紙を貼るのと同じ要領ですが、貼る面積が狭いので、壁に貼るよりも貼り付けはしやすいのですが、その反面カッターで切り落とす作業がちょっとやりにくいと思います。
地べら
カッター
はけ
竹べら
コーキング材
基本的には壁紙を貼るのと同じ要領で行いました。上の辺は貼り付けてからカットするのが難しかったので、最初からカッターで綺麗に切っておいて、貼り付けた後に上にグッと持ち上げるとうまくいきました。
生のりつきの壁紙だと、シートを剥がすだけなのでとっても楽です。カッターで切った辺を上にして、左右対象になるように、大体の所に貼り付けたら、上にグッと持ち上げて位置を調整します。
上にぴったりハマったら、はけで空気を抜きます。生のりがついていますが、失敗しても簡単に剥がして調整しなおせます。よれもなく空気も綺麗に抜けたら両サイドを折り曲げます。隅っこは、無理やり押し込むと破けてしまうので注意しましょう。
両サイドを折り曲げたら、次は下の辺に竹べらで筋をつけます。力を入れすると破けるので注意。ゆっくりと程よい力加減で筋をつけて、地べらを這わせながら、カッターでカットします。
綺麗に来るコツは力のかけ方にあります。どうしてもカッターに力を入れすぎてしまうのですが、地べらの方にグッと力を入れて、カッターはスーーっと切れる程度が良いみたいです。文字でかくとわかりずらいですが、やっているうちにうまくなっていきますよ!
カッターは切れ味が命。こまめに刃を折って、常に良い切れ味を保つようにしましょう。綺麗に切れたら、スルーーっと剥がします。両サイドの重なっているところが切れていない時があるので、気をつけながら剥がします。
両サイドのカットは一番の難所。カッターが入りにくいので慎重に。大きな地べらから、小さめのヘラ(スクレイパーみたいなやつ)に持ち替えてカットしました。
カットするときに、ちょっと失敗してギザギザになってしまったところは、コーキング材をなじませて補修しました。大きな失敗でなければこれで大体はごまかせます!
最後に周辺についたのりを綺麗に拭き取ったら終了です。蹴込み板に白い壁紙を貼るだけで、全体的に明るい雰囲気になりました。
まだまだできそう!階段リメイク
とりあえず一番簡単にできそうな蹴込み板の色かえは、半日で終わりました。次にできそうなのは手すりです。一度取り外し、金具の色の塗り替え、手すり本体の塗装をしたら、ナチュラルな感じになりそうです。
それから踏み板の部分。古木のような雰囲気の塗装にしたいのですが、ピカピカのニスをどうやって取るか、調べたいと思います。もしくは床用のビニールクロスを貼ってもいいですね。
最後に壁紙の張り替え。高さのある所をどう張り替えるかと言う課題があります。難易度が低い順にあげてみましたが、少しづつ挑戦したいと思います。
まとめ
リノベーションをするには、避けて通れない壁紙の張り替え。いきなり壁紙の張り替えをする勇気はなくても、今回のように階段の蹴込み板で練習するのもいいですね。階段なら、失敗しても何度でも躊躇なくやり直しができますし。
今回はナチュラルで明るい白にしましたが、お子さんがいる家庭でしたら、カラフルでポップな階段にしても楽しいかもしれません。簡単にできて、劇的にイメージチェンジができる、蹴込み板の色変えに、あなたも挑戦してみませんか?