がさばるプラゴミや紙ゴミがたくさん入る大きなゴミ箱。ぽんと入れられるような、蓋のない楽チンなゴミ箱を簡単に作ってみました。材料は100均のワイヤーネットと合板だけなのに、とてもオシャレに見えて使い勝手も良いです。
※動画にもしてありますのでよろしければご覧くださいね。
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100均のワイヤーネットの折り曲げ方
ダイソーで2種類のワイヤーネットを購入しました。1件目のダイソーには白しかなかったので白を購入しましたが、違う店舗に行ったら黒も売っていました。黒の方がカッコイイ感じかな〜。
ワイヤーネットは一つのゴミ箱を作るのに4つ必要です。サイズは色々ありますので置きたい場所の高さに合わせて購入すると良いです。セリアにもたくさんのサイズのワイヤーネットがありましたが、高さがぴったりだったダイソーの44cm×29.5cmのものを選びました。
ワイヤーネットでゴミ箱の本体を作るために、4枚のうちの2枚を折り曲げます。簡単に曲げられると思いましたがコツが必要でした。色々やりましたがこの方法一が番楽に曲げられました。
折り曲げる位置を界にした、小さい面の方に木材や定規、本などの角ばったものを当てて、体重をかけてしっかりと固定。(ちなみにテーブルでやろうとしたら、傷が付きそうになってやめました。)
根元を立ちあげる感じで折り曲げると、割と簡単に曲がりました。最初は大きい面を固定して、小さい面を立ち上げようとしたのだけど、なかなか曲がりませんでした。あまり力ずくでやろうとすると折れてしまうこともあるので注意しましょう。
折り曲げる位置を押し当てながら、根元から立ち上げる感じで
小さい面を立ち上げようとすると力が入りにくい
折曲がったら、四隅を結束バンドで繋げて出来上がりです。
置き場所に合わせ、合板のサイズを決める
本体ができたので、実際の置き場所で採寸をして、板のサイズを決めます。用意する板はワイヤーネットのゴミ箱を乗せる底の板と、全面を隠す板、両脇にズレ防止の板を2枚付けて、ワイヤーネットのゴミ箱を支える感じにします。
・底板の寸法決め
底板の奥行きと
横板が入ることを考慮して、底板の幅を決めます。
・前板の寸法決め
前に貼る板の高さは、上からポンと入れられるくらいの高さにしたかったので、いい感じの位置を探ります。横幅は底板の横幅と同じ。今回は合板が余っていたので、丸ノコでカットしました。家でカットするのが難しければホームセンターで切ってもらうといいですね。
オールドウッドワックスとワトコオイルで塗装
カットした合板です。
前板 | 24×50cm | 1枚 |
底板 | 24×36cm | 1枚 |
横板 | 24×5cm | 2枚 |
キッチンカウンターの下や、冷蔵庫と壁の隙間、テーブルの下など、両サイドが目に触れにくい場所に設置することを前提に作っているので、横板はワイヤーネットで作った本体を支える程度のものにしました。
カットができたら、軽くやすりがけをしてから塗装をします。今回はオールドウッドワックスとワトコオイルを塗り分けてみました。前板にオールドウッドワックスを、床板と横板にはワトコオイルを使いました。
ワトコオイル(エボニー)
オールドウッドワックス(アンティークグレー)
仕上がりは微妙な違いですが、どちらもいい感じの色です。
木工用ボンドとビスでがっちり固定
塗装が終わったらあとは組み立てるだけです。まずは床板の両サイドに、ワイヤーネットで作った本体を支える横板をくっつけます。木工用ボンドを塗ってビスで固定したら、はみ出したボンドを濡れ雑巾で拭き取って綺麗にします。
横板の次は前板の貼り付けです。同じように木工用ボンドをたっぷりつけてから、ビスで固定。はみ出したボンドを拭きとっておきます。
取っ手はセリアで
最後に取っ手をつけて完成です。セリアで買いました。アイアンのように見えるオシャレな取っ手です。取っ手はなくても、上の方を持って傾けたり引き出したりもできますが、アクセントになってますね。
30Lの大きさのゴミ袋がぴったりハマる感じ。小さなゴミは上の隙間からポンと入れられます。入れにくい時はちょっと傾けて。大きなものを入れる時は前に引き出して捨てます。
高さがあるのでペットにいたずらされる心配もなく、シンクの向かいに置くことで、料理をしながらでも、振り返ってポンと入れられるのがとても便利だと思います。
まとめ
たくさん入る大きめの分別ゴミ箱は、蓋つきのものが多く販売されていますが、このような形にすることで、ふたを開けると言う手間がなくなりました。小さなことかもしれませんが、無駄な動きは少しでも削っていきたいもの。使ってみると、かなり便利です。
自分の置きたい場所に、ぴったりのサイズで作ることができるのがDIYのいところ。木の優しい温もりとナチュラルな塗装がとってもオシャレで、ゴミ捨てが楽しくなるようなゴミ箱になりました。
ワイヤーネットを折り曲げるのに最初苦戦しましたが、これもコツを掴めば簡単です。金具なども一切使っていないので、コストも抑えられたゴミ箱になりました。