電子機器が増えれば増えるほど、充電機器も増えていき、気づけば電源タップに充電器がたくさん繋がれて、コードがグチャグチャで使いにくいしかっこ悪い。なんとかスッキリ収納できないかと思い、充電ステーションを手作りしてみることにしました。
充電器の数や大きさを考慮
手作りのいいところは、自分の好むぴったりのサイズで作れるというところ。今持っている充電器の数と大きさ、置く場所も考えてサイズを決めます。カメラの充電器が2個、充電式乾電池のケース、アロマディフューザーなど、合わせて5つの電源が必要でした。
材料はホームセンターで売っている野地板で
お気に入りの野地板を使います。野地板についてはこちらの記事にも書いていますので、よかったらそちらも見てくださいね。
プリンター収納アイディア。おしゃれに簡単DIY
材料は横幅105mm、厚さ12mmの野地板です。まず47cmを2枚、38cmを3枚にカット。38cmの横板を横幅8cmになるようにカットして、以下の材料を用意しました。
横幅 | 長さ | 枚数 | |
横板 | 8cm | 38cm | 3枚 |
縦板 | 10.5cm | 47cm | 2枚 |
なぜ、横板を細くしたかというと、壁にぴったりとつけた時に、コードを通す道を作るためですが、置き場所によっては必要ないこともありますので、面倒臭い場合は同じ幅でも良いかと思います。
完成したもので説明しますとこんな感じ。壁にぴったりとつけると隙間ができて、その隙間を使ってコードを通せるようになっています。
野地板は下処理をしていないのでガサガサしています。カットしたらヤスリがけをして滑らかにしておきます。サンダーがあると簡単です。
オールドウッドワックスで塗装して組み立て
塗装はお気に入りのオールドウッドワックスで。このワックスのおかげで、安い素材が見違えるようになります。まるで古木のようなアンティーク感。塗装ができたらあとは横板が水平になるようにビスで組み立てていきます。
まずは一番上の横板から取り付けると、立つようになるので作業がしやすくなります。そのあとは真ん中、最後に一番下の順番で止めていきました。サイズは下から7cmのところで1段目を。電源タップを置くための1段目は25cmの空間を取りました。
ビスは白のカラービスを使ってアクセントに。板が薄いので横から見ながら慎重に。これで本体は完成です。これだけでもいいのですが、ちょっとコードが見えるので目隠しを取り付けることにします。
アクリル板と目隠しシートで磨りガラス風に
横板を細くした時の端材を利用して窓ガラス風の枠を作ります。端材がなければ、100円ショップで売っているような角材を利用しても良いと思います。窓の高さは、電源タップが出し入れできるくらいのスペースを下に作れるようなサイズにしました。
枠に合わせてアクリル板を切っておきます。アクリル板に目隠しシートも貼っておきます。アクリル板で作るすりガラス風の板についての詳細はこちらの記事を参照してください。
壊れた米びつに扉をつけてリメイク
上の棒と横の棒は、本体に木工用ボンドで接着させます。ボンドをたっぷりと塗ってバネクランプで挟み、はみ出したボンドは濡れ雑巾で拭き取ります。
横の棒も同様にボンドで貼り付け、クランプで圧着。下の棒だけはビスでしっかりと固定しました。この状態で1日放置してしっかりと接着させます。
しっかりとくっついたら、アクリル板をはめ込みます。今回はG17というボンドを使ってみることにしました。本体をひっくり返して、裏から接着部分にボンドを塗って、アクリル板をはめ込みました。
くっつくにはくっつくのだけど、速乾性はなく、圧着して時間を置かないとダメだったかもしれません。数分、手で抑えていたのですが、外れてしまい、ボンドが表面にくっついてしまいました。付属のヘラでこそげ取ってなんとかなりました(汗)
G17でくっつけることはできそうですが、なんとなく不安だったので、裏からビスで固定しました。これでバッチリ!しっかり固定できました。
これで完成〜。一番下に電源タップを置き、上の段に充電器を並べて使っています。さらに一番上にはアロマディフューザーも置いています。今回は目隠し部分にアクリル板を使いましたが、板で塞いでしまっても良いかもしれないですね。
まとめ
今回は105cm幅の野地板で作成しました。幅が少し狭いので高さがあるとぐらつきます。安定感を出したいのであれば、横板はワンバイ材などを利用した方がいいかもしれないですね。
コードがぐちゃぐちゃになっていた充電器たちを、スマートに収納できて、いつでもさっと充電できる充電ステーションを作ると、お部屋がとてもスッキリしますよ。おすすめです。