感染症が流行している時はマスクがないと困りますし、花粉症の人にとっては重要なアイテムです。マスクを手作りするという人が増える中、私も色々作ってみましたが、その中でも簡単にできるものを二つ紹介します。
手ぬぐいマスクの作り方
材料は手ぬぐいとゴムだけ
マスク用のゴムの代替え品は?
ゴムは最初、髪の毛を結ぶゴムでやったのですが、マスクに使うには伸縮性が足りず、硬かったのであまりよくなかったです。マスク用のゴムを探した結果、100均では見つからず、手芸用品のお店で見つけました。
マスク用のゴム。1m100円
代替え品のウーリースピンテープ。1m75円
マスク用のゴムの代替えとして、ウーリースピンテープも販売していました。ゴムではないのですが柔らかく伸縮性があります。よくある平ゴムで代用する場合は、コール数の少ない(4〜6コールくらい)ソフトゴムを選ぶといいと思います。
土台作り
土台作りと言っても、手ぬぐいを3等分にカットして中表に縫うだけです。ミシンでも手縫いでも大丈夫。手順はこんな感じです。
手ぬぐいを広げ、柄がある方(表面)が中になるように二つに折ります。
横幅が29cmのものが3つできました。
写真のように、輪になっていない方を縫います。ミシンでも手縫いでも大丈夫です。
プリーツを作る
顔にフィットしやすくするために、プリーツもつけていきましょう。表面に凸をつけるようにしてみました。
STEP4の写真の状態からひっくり返して置きます。(縫い目が下になるように)
縫い目を下にして、2箇所つまみます。山を二つ作る感じで。
高さが決まったら、プリーツを固定させるために、端っこを縫います。しつけ糸で仮止めでもOK。
ゴムを通す
ここでも普段使っているマスクに合わせて幅を決めました。使い捨てのマスクサイズは色々ですが、調べるとこんな感じでした。参考にしてください。
マスクサイズ参考
子供用 | 12.5cm×8cm |
普通サイズ | 16.5cm×9cm |
大きめ | 18cm×9cm |
両端を三つ折りして縫います。生地が厚くてボコボコしそうな場合は、ロックミシン(ジグザグミシン)をかけて、一つ折でも良いかもしれません。プリーツのヒダがあるので、あまり狭いとゴム通しが引っかかってしまいます。あとでゴムを通しやすいように位置を考えて縫いましょう。
ゴムを写真のようなヒモ通しを使って通します。 ゴムの長さは30cmくらい。最初は少し長めに切って、あとで調節するのが良いかもしれないですね。
両方のゴムを通したら、試着しながらゴムの長さを微調整しました。なるべく顔にフィットするように、隙間がなくなるようにゴムを調整します。
ゴムの玉止めがきになる人は、中に押し込んでください。
裏はこんな感じ。
ガーゼのハンカチで縫わないマスク
次は、もっと簡単!縫わないで折るだけのマスクです。材料はハンカチ1枚とヘアゴムが2本。たったそれだけです。折り紙を折るように作る簡単即席マスクです。
ハンカチを真ん中に向かって上下方向に1回折ります。
STEP1で折ったものを裏返して、さらにもう1回上下方向に折ります。
両端にゴムを挟んで内側に折ります。ゴムの長さは直径10cmくらいが目安です。
出来上がり!折るだけなので超簡単です。付け外しの際に少し調整が必要になることもありますが、とっても便利です。覚えておくといつでも使えて安心ですね。
手作り布マスクはウィルス対策になる?
手作り布マスクはウィルス対策になる?
口や鼻を触るのを防ぐという意味では効果あり
今回、手ぬぐいとハンカチを使ったマスクをご紹介しましたが、ウィルスの予防に対しての効果は期待できないと言われています。販売されている紙のマスクも、自分の咳やくしゃみの飛沫が他人に届かないようにするという目的の商品と考えられています。
ですので、あくまでもエチケットマスクや花粉症の症状を和らげるための補助。という意識で使っていただきたいと思いますが、外出中に、手で目や鼻を触ることを防ぐこともできるため、そういう意味での効果はありそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ウィルス対策にはやはり手洗いが効果的だそうです。こまめに手洗いをして、手洗いするまでは顔から上を触らないようにするという意識が大切なようです。
手作りの布マスクはウィルス対策にはなりませんが、エチケットや、保湿、防寒にもいいですね。好きな柄で手作りする楽しさもあります。簡単にできて繰り返し使えるマスクは清潔な状態で、正しい認識のもとに、楽しく使っていけたらいいですね。