ウッドデッキの腐った部分を補修。研磨して塗り直したら見違えた!

せっかく作ったウッドデッキ。塗装が剥げたり所々が腐っていたりしていませんか?今回は痛んだ床板を部分的に交換して、全体的に研磨をしてから塗装しました。

古いウッドデッキを蘇らせて、気持ちのいいガーデンライフをお楽しみください。
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ウッドデッキのパテ埋めは軽度の補修に

我が家のウッドデッキは、15年ほど前に業者さんにお願いして建てたものです。床板は数年に一度、防腐塗料を上塗りしていましたが、交換したのは一番外側の一枚だけでした。

2年ほど前に木工パテで埋めた箇所が、下の写真の白くなっているところです。腐食が進んでしまっていますね。パテ埋めは、ひび割れや軽度の腐食の補修には有効かもしれませんが、大きな腐食箇所には一時的な措置でしかないことがわかりました。

少し前に、パーゴラに屋根をつけたことで、だいぶ痛みにくくなったと思いますので、このタイミングで少しきれいにしようと思いました。
ウッドデッキの床補修

腐食のひどい2枚を張り替えることにしました。根太を打ち付けているビスを外すだけなのですが、ビスが錆びてしまっていて途中で折れたり、ネジ山が潰れていたりで苦労しました。外に使うビスはやっぱりステンレスが良いと思います。

板を外すと根太が見えました。こちらは数年前に補修していますので、まだきれいです。ウッドデッキの床板はとにかく雨に濡れてしまうと痛むので、外側の部分から傷んできます。なので、次に交換したいな思う古い板を外側に張り替えて、新しい床板は奥の雨の当たらないところに貼ることにしました。
ウッドデッキの床補修

屋根をつけても、やはり端の方は濡れてしまいますね。まぁ、完全な雨ざらしよりはマシかと思いますが、外側だけ人工木にするというのもありかな?と思いました。
ウッドデッキの雨対策

ウッドデッキの塗り直しは、サンダーで削ってからが最高

今まで、汚れが気になってきたら、汚れを水洗いしてから乾燥させた後、上塗りをするという工程を繰り返してきました。木目も見えなくなり、塗装をしてもなんとなく全体的に垢抜けない感じがしていました。なので今回は、一度今までの古い塗装を剥がしてから塗ってみよう!と思ったのです。

240番くらいの中目で初めてみましたが、何層にもなった塗装はなかなか落ちず、60番でトライ。そうすると割とスイスイ削れました。白い木肌が見えてくると感動します。本来の木の色はこんなにきれいなんですね。

サンドペーパーをこまめに替えながら(3枚使いました)ひたすら削る!これは結大変な作業で、2時間くらいかかりました。一気にやると大変なので、数回に分けて作業しても良いですね。
ウッドデッキの床補修

削り終えたら、乾いた布できれいに拭き取り、やっと楽しい塗装の時間です。キシラデコールのウォルナットを使いました。色が濃くて元の白い木肌が隠れてしまって勿体無いかしら?と塗りながら考えていましたが、乾いてみるとむしろ落ち着いた色合いが素敵でした。
ウッドデッキの床補修

こちらがビフォー
ウッドデッキの床補修

そして、アフターです。一度塗りでこんな感じになりました。これで十分かと思いますので、二度塗りはせず完成です。見違えましたね!
ウッドデッキの床補修

ウッドデッキの床に使った木材

ウッドデッキの床を張り替えで、部分的に張り替える場合、既存の床板のサイズに合わせる必要がありますね。我が家の床板のサイズは、厚みが32mm、幅は132mmでしたので、ホームセンターでこのサイズの木材を探すとサーモウッドがピッタリなのです。

しかし、ちょっとお高いのでお手頃な木材を探しているところです。調べてみると赤みの強い杉は、お手頃価格でデッキにも使えそうなので、合うサイズを探しています。いくつか見つけたのがこんな感じのもの。
ウッドデッキの床材
ウッドデッキの床材

杉 プレーナー加工板24mm×180mm×3650mm1,680円
杉 プレーナー加工板24mm×210mm×3650mm2,180円
杉 足場板36mm×240mm×4000mm3,780円

どれも幅が合わないんですよねー。厚み的には足場板が良いかと思いますので、次に張り替えをする時にはこちらの足場板を使ってみたいと思います。既存の板を2枚抜いて出来た隙間を微調整すれば出来そうですね。

まとめ

今回行ったウッドデッキの床の補修は、腐食した板2枚の張り替えと、全体的なサンダー研磨の後の塗り替えでした。無垢板はサンダーで研磨するとこんなにもきれいになることがわかりました。サーモウッドといえども雨ざらしにしてしまうと傷んできますし、いずれは腐ります。

ハードウッドは腐りにくいですがお高いし、加工が難しい。人工木よりもやぱり無垢板の温もりが欲しい。それには定期的なメンテナンスは必要ですが、なるべく楽に効率的に、しかもお手頃価格でメンテナンスしたいもの。

おすすめなのは、やはり屋根をつけて雨ざらしを避けることですね。そうすれば安い杉材でも簡単なメンテナンスで綺麗な状態を長く保てそうです。自分の手で綺麗にしたウッドデッキで過ごす時間は、なんともいえない気持ちよさがありますよ。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。参考になれば嬉しいです。

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