私の家のウッドデッキには、開閉式の日除けシェードがついています。業者さんがウッドデッキと一緒に設置してくれたものですが、15年が経ち、コケなどの汚れや所々が破れるなど劣化が激しいので、自分で交換してみました。
やってみると割と簡単にできましたので、そのやり方をご紹介します。
youtube動画はこちら
パーゴラに設置された日除けシェードを外す
このように、パーゴラにレールが設置されていて、そこにポールが入っています。カーテンのようにスライドさせて、シェードが開閉できるようになっています。
ポールで生地を挟んでいることはわかったのですが、ポールから生地を外す方法がわからなかったので、レールからポールを外してみることにしました。
レールの端っこに、このようなストッパーがついていたのでそれを外します。
こちらも外します。長年閉めっぱなしのネジは、とても硬いので、ネジ山が潰れないように注意が必要。
すると、簡単に外すことができました。
劣化した日除けシェードをポールから外す
外してみると、15年分の汚れが・・・。シェード自体もボロボロに劣化しています。設置されていたシェード生地はしっかりとしたものではあるのですが、やはり15年も付けっ放しにしておくとこうなります。
ポールを取り外して見てみると、生地がこのように挟まっていることがわかります。端っこの爪の部分にマイナスドライバーを差し込み、少し上に持ち上げると外れました。最初は恐る恐るでしたけど、爪が折れることなく外すことができました。
ポールから生地を全部外したら、生地のサイズを測ってから廃棄。ポールも汚れていたので水洗いします。
おしゃれなシェード生地を取り寄せ
新しいシェード生地は、せっかくなのでおしゃれなものを選びたい。色々探して見つけたのが友安製作所さんの日除けシェード「MKSS」です。ホームセンターで売っているようなものとは全く違い、しっかりした生地です。
UVカットも高機能で、撥水加工もしてあります。お水が弾かれて、コロコロと転がって下に落ちるような感じです。基本的に、雨の日はシェードを閉じるようにしていますが、この下に洗濯物を干しているので、急に雨が降ってきたときは、かなり助かっています。
サイズはオーダーできますが、既存サイズなら安く購入できます。納品も早いです。撤去したシェードは幅100cmで、既製品は幅が90cm。だいぶ迷いましたが10cm小さめの既製品を購入しました。
ちょっと隙間は空きますが、空が見えてよかったかな・・と満足しています。
新しいシェード生地を取り付け
外したポールに新しいシェード生地を挟みます。まずは手前側。ハトメのすぐ下の位置で挟みます。
次は先端部分。先端部分は少し垂らすので、このくらいの位置でポールをつけました。
あとは等間隔にポールをはめ込んでいきます。外したときと同じように、ツメの部分にマイナスドライバーを差し込んで少し持ち上げ、はめ込みます。
外し方が理解できたら簡単ですね。シェードの隙間から頭を出して、上から見るようにすれば、ポールを外さなくても生地だけ取り外してこまめに洗濯できるかもしれません。
ポールも意外と汚れるので、どうせなら全部綺麗にした方が気持ちいいですけれどね♪ポールを外すのも、ビスを数カ所外すだけなので、そんなに難しくはありませんでしたし・・。
あとはレールにはめ込んで、最後に外したストッパーを戻して完成です。
DIYで新規設置もできそう!
開閉式のシェードは、作りを理解して部品を揃えることができれば、DIYでも設置できそうです。必要なのはシェード生地とレールとポール。レールはシェード取り付け用レールや、見つからなければカーテンレールでも代用できそうです。
レールでなくても、ワイヤーと金具で開閉できるように工夫しても良いかも!ハトメを利用すれば簡単にできるかもしれませんね。
シェード用のポールは、挟むタイプでなくても、マジックテープで固定するようにすれば、簡単に外せてこまめに洗濯することもできそうですし、生地を筒状に縫ったり、紐を縫い付けて結んだりするのも良いかもしれません。
もしもこの先部品が壊れたり、新規でウッドデッキを作る場合は挑戦してみたいと思います。
まとめ
今回やってみて、業者さんにつけてもらった日除けシェードが劣化したら、自分で生地を交換することができることがわかりました。かかったのはシェード生地だけなので、安く済みました。
シェード生地は1枚4,200円ほどのものを2枚購入。サイズの決まった既製品なのでこのお値段ですが、もしもぴったりサイズにオーダーする場合は、もう少しかかります。
とはいえ、これを業者さんにお願いしたら、もっともっとかかるでしょうから、挑戦してみてよかったと思います。明るくて綺麗なおニューのシェードに変わり、お庭がパッと明るくなりました。
何より、自分でできたときの達成感を味わうこととと、悩みながら作業を進める工程を楽しむのがDIY!そう思っています。最後までお読みいただきありがとうございます。参考になれば嬉しいです。